“出水翼アートワーク展”開催初日をルポ!
聴覚障害という先天性のハンディを抱えながら、優れた観察眼とデッサン力で、リアルなキャラクター画と清々しい風景画を描く出水翼(でみずつばさ)さんが、春分の日の3月20日から6日間、初個展をマルタハウス大阪で開催した。
展示作品は全てジグレーで約20点。
また、同展には宮島永太良が4作品を応援出品、翼さんのデビューに美しい花を添えた。
3月20日(火)個展初日の大阪地方は晴れ。
10時過ぎには、翼さんはご両親、出水方之さんと千春さん、そして宮島永太良と会場に佇み、静かにオープンを待った。
しかし、開始の扉が開かれると同時に、翼さんの友人知人、近所の方々、高校時代の恩師、学生時代に通っていたうどん屋のオバさんまでが駆けつけ、笑いあり、嬉し涙あり、記念撮影ありで、皆が初個展を讃えて喜びあった。
当日は、大阪日々新聞社の取材も入ったが、会場への来客が多過ぎ、終えるまでに時間が長くかかった様だ。
また、翼さんもなかなか昼食が摂れず、本当に目の回る大忙しの初日だった。
昨夏知り合い、今回の初個展をバックアップした宮島永太良は、「こんなにたくさんの方々が、ひっきりなしに訪れる個展は、そうそうないと思います。
この状況も、素晴らしい絵の才能と同様に彼女の魅力の一環でしょうね。
これからの彼女の動きを見つめて、できる限り見守り続けたいです」と、笑った。
*なお、次号の月刊宮島永太良通信「フレンズ」に、出水翼さん登場します。 乞うご期待!
◎出水翼さん略歴
1990年
大阪府吹田市生まれ
2008年
代々木アニメーション学院大阪校
キャラクターデザイナー科に入学、アニメーション作品の制作を学ぶ
2011年
吉川順子氏に師事、油絵を学ぶ
2012年
マルタハウス大阪で初個展開催
「マルタの冒険」発売記念展を開催!
絵本「マルタの冒険」の発売を記念し、本のテーマでもある「みんなの地球」を考えた宮島永太良個展が、1月25日〜29日まで、銀座のJトリップアートギャラリーで開催された。
2012年の初個展は、作品と共に宮島のプロフィールや影響を受けた作家紹介文等を展示。
加えて、マルタのDVDが見られるブースも特設、
これまでと一風変わった会場作りで、来場者の好評を博した。
今年も宮島永太良の動きから目が離せない♪