TOPReportage : イベント報告

農園カフェでArtQ展♪

7月6日(木)から23日(日)まで、横浜市戸塚区にある「舞岡ふるさと村かねこふぁーむ」の「喫茶あとりえ」でArtQ展vol.10が開催された。

舞岡ふるさと村かねこふぁーむ

会場のカフェがある農園「かねこふぁーむ」は緑に覆われた横浜の別天地で野菜直売所もある。  だから、これまでグループ展を行なってきた横浜中心部のギャラリーとは趣が違い、自然がいっぱいでシオカラトンボの姿もチラホラ。

舞岡ふるさと村かねこふぁーむ案内板 野菜直売所
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その風情を楽しみながら、クーラーのないカフェで冷たいお茶を飲みながらの作品鑑賞、自然とアートのコラボレーションを感じられた日々は格別だった。

ArtQ展 展示風景

ロコさんの話では、来年2018年5月にも「かねこふぁーむ」で、ArtQ展を行う予定だとか。 
また違う季節の風を感じられる…

7月の展覧会を巡る!

関東地方は暑く雨の少ない7月だった。  その環境下、強い光が降り注ぐ横浜と東京の画廊で、昨秋Meet Selection 1988に参加したふたりの画家がほぼ同時期に個展を開催した。

 

横浜、元町・中華街駅近くのAAA GALLERYで7月1日(土)〜7日(金)まで個展『さわやかベイサイド』を開催したのは、独特の世界観を表現する東京在住の画家、飯塚悠太さん。  小品からレシートの裏に毎日描き続けている連作も展示、外光が入る明るいギャラリーを、ちょっと妖しい飯塚ワールドに染めていた。

個展『さわやかベイサイド』展示風景 飯塚悠太さんレシートの裏作品
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一方、横浜在住の大野愛さんは、7月3日(月)〜9日(日)東京の銀座幸伸ギャラリーで個展『あまつひれ』を開催。  大野さん自身も大好きだという、月を描いた100号の『Rising Moon』から、新作、真四角な横浜を描いた斬新なシマシマ作品を展示。銀座にミナトヨコハマから新たな風を吹き込んでいた。

大野愛さん
 

加えて、大野愛さんが初回からプロデュースを続け、今回で4回目を迎えたグループ展「APOGEE KICK 」が7月6日(木)〜11日(火)まで、横浜市中区にある山手234番館で開催された。  洋館内に展示された作品は雰囲気も手伝って一味違う空間を演出。  出品者、来場者ともにギャラリーとは別の時間を楽しめたことは間違いなかった。

山手234番館 グループ展「APOGEE KICK 」
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洋館内の展示風景 金伊雪さん
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ギャラリーコレクション展「青」開催♪

7月11日(火)から7月22日(金)まで、銀座ミーツギャラリーで収蔵作品を中心にギャラリーコレクション展が開催された。

ギャラリーコレクション展「青」

今回は暑い時期に少しでも涼しさを届けようと考え、テーマは「青」。  靉嘔(あいおう)さんや加藤力之輔さんら、宮島永太良に所縁のあるアーティストらの作品10数点が展示、ギャラリー内は外気とは無縁、爽やかな雰囲気に終始覆われていた。

ギャラリーコレクション展「青」展示風景 ギャラリーコレクション展「青」会場で
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「青は好きな色、中でも昔のJR根岸線のターコイズブルーが一番かな。  それに青は海や空、夏を感じさせる色でもあると同時に、体にも良い色だと私は勝手に思っています。  だから、いつの日か『青い絵のコンテスト』ができないかと、以前から模索。  それが実現したら、集まった作品を公開するのに最適な時季はやはり暑い夏かもしれませんね」と、宮島は嬉しそうに笑った。

宮島永太良
 

スペシャルレポート「風祭展」!

「あらたま展」でお馴染みの小田原・飛鳥画廊で6月1日(木)から5日(月)まで、「風祭展」が開催されました。

「風祭展」会場

同展は独立行政法人・国立病院機構・箱根病院(小田原市風祭・小森哲夫院長)の患者さんを中心に結成された美術サークルの作品展で、今年で22回を迎えました。

この病院は神経筋難病を専門にする病院として長い歴史を持っていますが、1981年、赤岩賢三画伯の好意により、患者さんを中心に絵画サークル「風祭会」が成立し、現在まで多くの患者さんが、創作により心身を充実させています。  その後「俳句」「絵手紙教室」「パソコン画」「OT(作業療法)作品」等の会も加わり、毎年この「風祭展」が発表の場として親しまれています。

「風祭展」展示作品 俳句 「風祭展」展示作品
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会場には男女幅広い世代の作品が並び、水彩、油彩、パソコン画、紙工芸、俳句と、大変バラエティーに富んでいました。  「OT(作業療法)作品」では作業療法士が指導にあたり、制作すること自体が筋力の維持、関節の固定防止などの役割をはたしています。

「風祭展」展示作品

創作することそのものが生きがいであり、その様子が作品を通じて大いに伝わってくると同時に、アートが本来持つ力を、あらためて教えられた気がします。  病気ではない人も勇気をもらえるこの展覧会。  来年もまた楽しみです。

(文・写真 宮島永太良)

第8回ArtQ展、無事終了!

横浜をベースに活動を続けるアーティスト/ロコ・サトシさんが主宰するグループArtQ第8回目の展覧会「ぞうのウンチ+株式会社うんこ展2017」が、6月10日(土)11日(日)の2日間、馬車道のギャラリーウルルで開催された。

主宰のロコ・サトシさん

今回のテーマは、世界的にも類を見ない排泄物「うんこ」。  地球上の生物にとっては究極のテーマ設定で、参加メンバーのアーティストそれぞれが、「うんこ」について考え、絵、写真、立体、陶芸でオリジナルな表現で作品制作、展示した。

展示作品

また10日(土)16時からアートパーティーも開かれ、参加アーティストほぼ全員合唱による「うんこ」のテーマソングと、トイレにちなんだ音楽ライブ紙芝居を、なっちゃん、魔狐、為歌茶んがトリオで披露。  会場に入りきれないお客さんが押しかけ、これまでにない異様な盛り上がりを見せた。

アートパーティー開宴 アートパーティー
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音楽ライブ紙芝居

斬新なこのテーマのグループ展は、またありそうな予感。  
次はどんな感じになるのか、お楽しみは尽きない。  期待はより一層高まる!

 
記念撮影
 
by Sekikobo

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