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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

カブキさん語る!  陶芸編

 
カブキさん

前号プライベート編space

小池カブキ茂秋さん

◇小池カブキ茂秋(こいけかぶきしげあき)さんプロフィール

陶工。
1950年11月17日新潟県糸魚川市生まれ、蠍座、A型。
新潟県立糸魚川商工高等学校 工業化学科卒業。
自身による性格分析:「しぶとい」
ArtQメンバー。
facebook :
https://www.facebook.com/shigeaki.koike.75?fref=ts  ►


 2015年12月13日小雨の日曜日。 カブキさんの作品制作の場「横浜市陶芸センターで、プライベート面と陶芸について色々伺いました。

宮島通信編集部(以後・Q):インタビューも後半です。  カブキさんが陶芸を始めたのは何時からですか?
小池カブキ茂秋さん(以後・A):絵画をはじめ芸術全般に興味はありました。  陶芸作品も見るのが好きで、最初の頃は、催し物があると美術館や有名デパートへよく見に行っていました。

Q:それが、ご自身で作り始めたのは何時頃からですか?
A:33歳で結婚。  新婚旅行の希望地を妻に尋ねたら、「連れてってくれるなら何処でも良いです」と返事をもらったので、当時流行り始めていた焼酎、それも麦焼酎のルーツである長崎の壱岐へ行くことに僕のワガママで決めました。  ただし、帰りには唐津に寄ることにし、ある窯元のお店で親族への御返しのために唐津焼を購入。  ついでに我々もそれぞれの湯呑みを買いました。

カブキさんの作品

Q:記念の夫婦茶碗ですか?
A:いいえ、違いますよ。  ところが、新婚旅行から帰って数ヶ月後、妻の湯呑みがポトッと落っこちて割れてしまい、「あれ、とても使い勝手が良かったのに」と、すごく残念がりました。  それで、高島屋やSOGOに行けば、あるんじゃないかと、半年ぐらい二人で探し歩いたのですが、どうしても気に入った湯呑みが見つかりません。  そうしたら、妻が僕に「お父さん、作ってよ!」と一言。  それが陶芸の始まりです(笑)。

Q:陶芸も結婚と同時に始まったようですが、カブキさんは、そう言われてどう思いましたか?
A:僕自身、陶器はどんなものであるか、歴史、産地、名物等、陶芸の知識がかなりあったので、挑むことに決めました。  また当時、仕事が全国に及ぶ時期。  最初に陶芸の手解きを受けたのが、仕事場であった熊本県御船町の窯でした。  その後、サポーター、副所長、所長としてワンプラント約20ヶ月のペースで動き、北海道釧路から沖縄まで全国津々浦々で仕事をする関係上、陶芸が盛んな各地を訪れることもできました。  そして、各地で気に入った作品を見つけると、その作者に会いに行きました。

Q:陶芸でも、カブキさんらしいユニークな経験値を積んだようですね。
A:お会いしたプロ陶芸家は笑顔で大歓迎してくれるか 、「何をしに来た!」といった感じで鋭い眼光で出迎え、孤独に耐え抜いた姿を見せてくれるかのどちらかで、中途半端な方はいませんでした。

カブキさんと作品

Q:ところで、奥様の湯呑みは出来上がったのですか?
A:確か、始めた最初の年に作りました。

Q:喜んでもらえましたか?
A:まぁまぁ、でしたね。

Q:微妙な反応ですね。
A:そうです。  今も自分の作品を家に持って帰るじゃないですか、それを妻が見て発する言葉にとても意味があり、制作に関しての重要な位置付けになります。  つまり、妻は僕にとって一番の理解者であり、最高の評論家と言っても過言ではありません。

Q:良いお話ですが、話題を変えます。  カブキさんにとって陶芸の魅力とは?
A:手捻りももちろんですが、僕がやっている電動ロクロでも芯がずれると正円できず、それ以上先の工程へ進むことができません。  だから、陶芸には一点集中する気持ちがないと駄目。  そうした日常とは、かけ離れた環境に身を置くことによって、潔い楽しみを自らにもたらしてくれますし、終えた後の疲労感は仕事のそれとは違い、大変心地良いです。

カブキさんの作品の前で

Q:正円ができるまでどれくらいかかりましたか?
A:月4〜5回通って3年ぐらい。

Q:カブキさんは真面目で一途で、休みのたびに通われたのですね。  しかし、陶芸もかなり難しそう。  やはり持ち前の「しぶとさ」が必要ですね。
A:作るのが好きだったし、仕事と違う心地良い疲労感も求めていただけです。  陶芸って簡単そうに作っているように見えるじゃないですか。  でも、僕の場合は頭の中で作りたいモノを確実にイメージできないと、その思いが指先まで届かないんです。  だからこそ一所懸命です。

Q:そうですか、かなり深い。
A:だから、こう見えてもいつも考えています。

Q:ご自身を客観視する機会でもありますか?
A:仕事は人と関わって進めますが、陶芸は一人の世界。  それが味わえるのも一興かと思います(笑)。

Q:近々、カブキさんの作品を見るチャンスはありますか?
A:2月8日(月)から、馬車道のFuture Design Gallery Uluruで始まるArt Q展に出展します。  今回は猫沢八郎さんとのコラボ作品もありますので、是非見ていただければと思います。  
どうぞよろしくお願いいたします。

・今日はありがとうございました。

おわり 

 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第6回

理想の音楽環境

みなさん、お元気ですか?
今年も始まりましたね。
申年のはじめ、ボクは部屋のプチDIYで防音をして、生ドラム以外ならレコーディング出来る感じになり、これで理想の音楽環境に少し近づきました♪

そして、去年入った消防団の出初式に参加して放水させていただきました! また、地元津山市消防団が日本消防協会から最優秀消防団として、特別表彰「まとい賞」を受章されました。

消防団の出初式

今年は、30代最後の39(サンキュー)歳。
良い年に出来るように、頑張って楽しみたいと思います。

どうぞ、今年もよろしくお願いします♪♪

Love & Peace (^_^)v

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(文・写真 政岡玄)

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