Friends : 友達
Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場！
毎回、親しい視線と言葉で宮島の実像に迫ります。
◎ みずこしふみさんインタビュー第2弾 鎌倉で個展と宮島永太良について語る♪
◎みずこしふみ さんプロフィール
| 画家。 出身保育園の姉妹園で子どもたちに絵の楽しさを伝えている。 また、音楽バンドとコラボしたライブパフォーマンスも展開。 神奈川県藤沢市出身。 1980年6月15日生まれ、A型 、双子座。 姉兄がいる3人兄弟の末っ子。 高校卒業後、創作活動に携わる。 2001年、鎌倉で友人と二人展を開催、初めて作品発表。 以後、神奈川を中心に創作活動。 2011年、グループ展『花まつり』に参加。 2012年8月、銀座のギャラリー Kanonで個展開催。 |
みずこしふみ さんへのインタビュー
編集部（以後・Q ）：
8月は銀座で個展、9月にはブルーブルー展、ブルーブルー小品展のふたつグループ展、
そして、10月には横浜で個展開催。
これまでに、自分の作品が展示される展覧会がこんなに集中したことはありましたか？
みずこしふみ さん（以後・A ）：
いいえ、ありません。
Q：何故こんな感じに？
A：今しかないと言う気持ちで、時期が集中してしまいました。
Q：自主的に？
A：ブルーブルー展と横浜は以前から決まっていたけれど、小品展と銀座は、急に決めました。
Q：急に？
A：ブルーブルー小品展開催が突然決定、楽しそうなので参加を決め、8月の銀座のギャラリーカノンについては、画廊自体が今年3月にオープン。
タイミング良く、5〜6月にそこで知り合いが展示していたのを見て、銀座、雰囲気、経済面等の諸事情考え、『自分も是非したい！』と考えて個展開催を決めました。
Q：画廊を知ってから数ヶ月での個展開催、うまく日程が押さえられましたね。
A：カノンがまだ新しく、皆に知られていないのが良かったのかもしれません。
それで、展覧会2つだったのが、一気に4つになっちゃった。
Q：今日は9月7日。個展とグループ展それぞれひとつずつ終えて、手応えはいかがですか？
A：今年で絵描きになって11年目。
始めた時から年1回は必ず個展を行うと決め、ギャラリーだけでなくカフェでの展示もありましたが、現在も続けています。
去年ぐらいからは、2回できる様になってきました。今夏、初めての銀座での個展はとても有意義でした。
Q：友人、知人の評判は？
A：個展では、お客さんからの嬉しい感想や心惑わす指摘など色々ありますが、私は何時でも出会いや、いただいた言葉を大事にしています。
それを考えても、8月のカメレオンたちは大好評でした。
あと面白かったのが、遊びに来てくれた同級生をはじめ、年齢性別職種を問わず色々なお客さんから、『これからのやることが、見えて来た様だね』と一様に言われ、自分自身の思いと一致したことです。
分かる時は分かりますね。
Q：成果はありましたね！
A：あったと思います。
でも、横浜の個展もまだあり、新作も描いている途中なので、自分自身ではまだ何とも言えません。
ただし、銀座で素敵な人たちと関わり合うことができたのは良い経験になりました。
これまでの個展は地元の藤沢や横浜だったので、東京方面から足を伸ばしてもらうのが、心苦しかった。
でも、銀座だとスゴイ人が、さり気なく顔を出してくれて嬉しかった。
元々、東京に出たいとは思わなかったけれど、銀座に出たお陰で新しい刺激に出会えました。
だから、これからは地元と東京の両方で個展を開催できればと考えています。
Q：10月の横浜の個展について教えてください。
A：題名は、最近決めたばっかりで『ネコセトラ』です。
Q：ネコセトラ？
A：個展のために何を描きたいかと、自分の写真をピックアップしていたら、猫、ねこ、ネコばっかりになったから『ネコ』。
違う作品も展示するので『エトセトラ』。
で、『ネコセトラ』（笑）。
新旧合わせて約30作品を展示します。 是非、見に来てください！
＊
Q：質問が一気に変わります。
宮島永太良さんについて教えてください。
最初の出会いは何時頃？
A：2011年春、宮島さんがプロデューサーだったグループ展『花まつり』に、知り合いの画家の江口シュウさんの紹介で参加した時でした。
でも、最初の出会いは、搬入時だったのか、オープニングのパーティだったか…、あまり覚えていません。
Q：打合せは、なかったのですか？
A：ちょうど、3月11日の東日本大震災があった頃でした。
私、最初は、やる気満々だったけれど、震災後は気持ちが萎え、怖くて東京へ行くことができず、打合せもドタキャン。
結局、開催時まで銀座に顔を出せませんでした。
今思えば、震災の影響は大きかったです。
Q：では、『花まつり』の会期中に会ったのが最初ですか？
A：そうなります。
Q：宮島さんの印象は？
A：ホワッとした感じで、最初はギャラリーの偉い人かなと思いました。
私、実は、本質的に人の名まえや顔を覚えるのが不得手。
でも、花まつり終了後に自宅で新聞を読んでいたら、知っている宮島さんの写真が掲載され、『病院に絵を寄付！』の記事を発見。
そこで、どんな人なのかしっかり分かりました。
Q：新聞を見て、どう思いました？
A：宮島さんとの出会いからのことを思い返しても、私の様な『絵描き』と言うより、ご本人の言葉通り『美術家』の動きをされているなと思いました。
また記事内容も病気の子どもたちに向けての優しいアプローチだったので、私も共鳴できました。
それ以後も、宮島さんは私の藤沢での個展に遊びに来てくれ、気持ち良く飲んで行ってくれたのは、楽しかった（笑）。
Q：宮島さんの将来に何を望みますか？
A：う〜ん、難しい質問。
全体像は見えないけれど、現在同様、子どもたちを喜ばせることを続けていただければ、嬉しいです。
だって、子どもの笑顔は世界の宝だもの！
今日はありがとうございました。
◇ これからのみずこしふみさん作品展示予定
・みずこしふみ個展 “ネコセトラ”
場所：神奈川県横浜市中区石川町1-54-5
ギャラリーアスレ http://www.athle.jp/ ►
日時：10月8日（月）〜 10月14日（日）
＊今号取材協力＆12月みずこし作品展示予定
・MOWA Kitchen studio café
住所：鎌倉市由比ガ浜1-1-10
電話：0467–22−1414
営業時間：12:00〜22:00位
定休日：水曜日
http://www.mowa-kamakura.net/ ►