Eitaroh Miyajima

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Story : 詩と作品

本当に嬉しいこと

ムーはパンケーキを焼くのが上手。
みんなからも美味しいと評判です。
今日も朝から本を読んで、
もっと美味しいパンケーキ作りに努めます。
「そうか、果物の汁をちょっとだけ入れるといいのか！」
新しい方式でパンケーキを焼いてみました。
美味しい！自分でも何枚も食べてしましました。
すでにお腹いっぱいになってしまったムー。
「コージー君も呼んでみよう」
コージーはムーのさらに美味しくなったパンケーキを食べて
大喜び！
何枚も、何枚も食べてしましました。

ムーはどんどんすすめますが、コージーはやがて
「お腹いっぱい。もう食べられないよ」と言い出します。
ムーはちょっと悲しくなりました。
「どんなに美味しいものが作れても、
食べ続けるのは無理なんだ」と。
テーブルにはムーが張り切って焼いたパンケーキが
いっぱいあります。
「そうだ。みんなを呼んでこよう」とコージー。

コージーがマルタたちを連れてきました。
「やあ、ムーちゃんおなじみの美味しそうなパンケーキだね」
とマルタ。
早速みんなで「いただきます！」
「あれ、いつもより美味しい気がする」
もっと食べたい、もっと食べたい・・・・

一度は悲しくなったムーでしたが、
今はみんなが喜んでくれることに、
とても嬉しくなっていました。