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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「加藤力之輔の世界」第4回

◇加藤力之輔(かとうりきのすけ)さんプロフィール
画家
1944年横浜市生まれ、双子座、A型。
1972年からスペイン国立プラド美術館で4年間〈ティツィアーノ〉を模写研究。マドリードの美術研究所で人体デッサンの修練でモノの見方を学び続ける。
スペイン、日本で作品発表。横浜市民ギャラリー、印象社ギャラリー、文藝春秋画廊、小川美術館(東京)、同時代ギャラリー(京都)、ギャラリージタン館(鎌倉)等。
2004年より覚園寺(鎌倉)・新善光寺(京都)・梅上山光明寺(東京)で「異文化空間展」開催。NHK日曜美術館等に出演。現在もマドリードと京都で制作。

加藤力之輔さん
 

2021年10月下旬の雨の日、鎌倉のギャラリージタン館で今年2回目の個展を開催している加藤力之輔さんを訪ね、展示作品の「チンチョン」の制作エピソードを語っていただきました。

チンチョン

     「チンチョン」

「チンチョンはマドリードの南東約50kmに位置し、アニス酒の産地と何軒もの肉料理の美味しいレストランで知られ、週末ともなると都会から多くの人々が癒しを求めて訪れる田舎町です。その小さな町からは、素朴な中世の雰囲気も感じられるので年に1度は通っていました。この作品を描いたのは、スペインに渡って6年目1978年の冬のこと、妻とふたりで訪れた時でした。初めて『レンガにモルタル、小さな窓、木製のドアが緑に塗られ古い建物』と、背景の灰色の空を観た時、『あっ、ヨーロッパの絵ってこんな感じ』と思い、手製のキャンバスを取り出し、筆を執りました。基本的に私は現場で描く主義なので、この作品を仕上がるためには2回通い約5時間を費やし、若い私は勢いのある絵が描けたことを体験。そして、描いている時は建物を描くユトリロの気持ちにほんの少し触れた気がしたし、ゴッホに思いを馳せながら、空などの自然の変化を肌で感じて現場で描くことで大切さを実感、その思いは歳を重ねた今も変わっていません」と言って前を見た。次の絵の物語が待ち遠しい。

 

取材日:2021年10月22日

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第76回

みなさん、お元気ですか? 玄です♪
コロナも少し落ち着いてきたようなので、久々に鳥取県の金持神社へ行って参りました。「金持」という地名は、全国でここだけ。「鳥取県日野郡日野町金持七四」「昔の人が黄金にもまさる」と大切にした「鉄の産地」の名残りだそうです。

政岡玄ちゃんの音楽便り

お隣の出雲には「たたら製鉄文化」もあり、境内にある銘木百選に指定された「チャンチャン」という木は、製鉄でやけどをしたり、目を痛めたりした人の薬木で、樹液を「やけどの薬」、赤い実を「目薬」として使用するために植えられたと言われてます。

政岡玄ちゃんの音楽便り

水の流れの音がまた良いです。先人達の歴史とロマンを感じます。そこでのおみくじは「大吉」、これから良い事が、ドンドン起こりそうです。
ありがとうございました!

政岡玄ちゃんの音楽便り

そして、久々の新曲は出来たての「時の扉」。
東京オリンピック・パラリンピック選手に感動しながら、
コロナにも負けないように作った歌です。
次のオリンピックには、ボクの歌も〜
久々にYouTubeにもUPしました。良かったら聴いて下さい♪
   ↓↓↓
https://youtu.be/tUOIiJBPxjA


Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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