TOPReportage : イベント報告

第9回ArtQ展 無事終了♪

2017年8月1日(火)から8月6日(日)まで、横浜、港の見える丘公園近くにある岩崎ミュージアム(ゲーテ座)で、東日本大震災の復興支援チャリティー「ArtQ展」(アラメヤ本舗企画展Vol.9 ART de FUKKO)が、今年も開催された。

ArtQ展会場

今回のテーマは「和 Free & Happiness」。 小学生から60代までの老若男女のアーティストが、絵画、写真、陶芸から絵本まで個性的な作品を展示。

ArtQ展 展示風景

参加者は、PUUTYLAND、辻美保、TABASA、大野愛、K-OZAWA、Karen、Ryo.y. 、AQRA、宮島永太良、小池・カブキ・茂秋、YUKAKO、川添毅、金伊雪、ロコサトシら14名(順不同、敬称略)。

横濱伝人vol.5 アートパーティー
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津軽三味線 藤田流 二代目 藤田淳哉さん AQRAさんによる頭を使ったライブペィンティング
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最終日には、同会場できぬた歯科副医院長の西塚源氏を描く「横濱伝人vol.5」と、夜にはアートパーティーも開かれ、多くの友人知人が駆けつけ、アルコールと料理を楽しみながら、「Junya & Mako」による津軽三味線とピアノ演奏、AQRAさんによる頭を使ったライブペィンティング、ArtQ主宰者であるロコさんの誕生日祝いなどで一味違う盛り上がりを見せ、展覧会が終了するまで笑いが尽きなかった。

ロコさんの誕生日祝い
 

friends ►に参加者のショートインタビューを掲載♪

「未来への医療とアート」横浜で初開催!

昨年11月から始まり、好評を得ている宮島永太良主宰の勉強会「未来への医療とアート」の第3回目が、銀座のミーツギャラリーを離れ、「ArtQ展vol.9」の会場であり、横浜/港の見える丘公園近くの岩崎ミュージアム(ゲーテ座)のホールに場所を移し、8月1日17時から行われた。

「未来への医療とアート」岩崎ミュージアムホール

今回の勉強会の舞台に登場したのは宮島に加え、友人でアーティストのAQRAさんとロコ・サトシさん。

AQRAさん ロコ・サトシさん

会は宮島の司会進行で、かつて行われた勉強会の内容紹介からスタートし、メインの鼎談では緑内障を患い、何度もの手術を経て以前の様に絵を描けなくなったAQRA氏の心身共にきつい治療中や手術後の体験談に加え、そのAQRAさんを、昨年末から独自の制作方法を伝授することでサポートする先輩で友人のロコ・サトシさんが、病気から逃げず、深刻にならず、しっかり向き合いながら創作を続けて行くことについて素直に語り合い、聴衆の視線を集めた。

宮島永太良

信号の色の判断さえも危うくなったというAQRAさんに、円を手描きするレッスン等を勧めたロコさんの考えや意図、この夜しか聞くことのできない少し重めのテーマは、「病」は決して遠くの世界の出来事ではなく、身近な存在だと伝えていた。  と、同時に宮島主宰の勉強会「未来への医療とアート」の大切な役目を知った雨の夜でもあった。

 
第3回「未来への医療とアート」勉強会

「ArtQ + 株式会社うんこ展2017 #2」無事終了!

夏休みで混雑する2017年8月11日(火)から8月26日(土)まで、横浜・中華街にある爾麗美術で行われた企画展「ArtQ + 株式会社うんこ展2017 #2」が無事に終了した。

ギャラリーコレクション展「青」

今年6月の馬車道/ギャラリーウルルに続く、突然の開催だったが、今回もArtQのアーティストが、10名以上が参加。  「う◯こ」をテーマにした絵画、写真、陶芸、絵本まで個性的な作品画廊内に展示した。

会場の横浜・中華街にある爾麗美術 企画展「ArtQ + 株式会社うんこ展2017 #2」展示風景
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会期中の8月19日(土)には、AQRAさんの路上創作パフォーマンスに加え、アートパーティも行われ、激しい雷雨に負けない楽しく有意義な時間を過ごした。 

株式会社うんこのうんこグッズ AQRAさんの路上創作パフォーマンス
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さて、次の開催は何時になるのかな?

スペシャルレポート「風祭展」!

「あらたま展」でお馴染みの小田原・飛鳥画廊で6月1日(木)から5日(月)まで、「風祭展」が開催されました。

「風祭展」会場

同展は独立行政法人・国立病院機構・箱根病院(小田原市風祭・小森哲夫院長)の患者さんを中心に結成された美術サークルの作品展で、今年で22回を迎えました。

この病院は神経筋難病を専門にする病院として長い歴史を持っていますが、1981年、赤岩賢三画伯の好意により、患者さんを中心に絵画サークル「風祭会」が成立し、現在まで多くの患者さんが、創作により心身を充実させています。  その後「俳句」「絵手紙教室」「パソコン画」「OT(作業療法)作品」等の会も加わり、毎年この「風祭展」が発表の場として親しまれています。

「風祭展」展示作品 俳句 「風祭展」展示作品
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会場には男女幅広い世代の作品が並び、水彩、油彩、パソコン画、紙工芸、俳句と、大変バラエティーに富んでいました。  「OT(作業療法)作品」では作業療法士が指導にあたり、制作すること自体が筋力の維持、関節の固定防止などの役割をはたしています。

「風祭展」展示作品

創作することそのものが生きがいであり、その様子が作品を通じて大いに伝わってくると同時に、アートが本来持つ力を、あらためて教えられた気がします。  病気ではない人も勇気をもらえるこの展覧会。  来年もまた楽しみです。

(文・写真 宮島永太良)

by Sekikobo

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