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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「シモン ミラニモポの美的考察」第8回
写真の話B

◇シモン ミラニモポ さん プロフィール
アーティスト
1960年:熊本県熊本市生まれ
1983年:和光大学人文学部芸術学科卒業
Meets Art Clubメンバー
現在、横浜在住
☆主な活動歴
1988年:銀座ギャラリー・オカベで初個展 
*以後、個展、グループ展多数参加 
1998年:新潟県(株)福田組「感動創造美術展」で優秀賞を受賞
2021年:マールツァイト(赤坂)東京、神奈川4ヶ所で個展開催
2022年:「健康をめざすアート展T」「健康をめざすアート展U」に出展
2022年:第29回「ラポール美術展」に出展

☆シモンさん作品展示のお知らせ
展 名:#芸術交差展 Crossing Art Yokohama 2023
会 期:2023年3月15日(水)〜20日(月) 10:00 ~ 16:00
会 場:ラポール上大岡 8F展示コーナー
所在地:横浜市港南区上大岡西1-1-1 ゆめおおおかオフィスタワー
電 話:045-840-2151
最寄駅:京浜急行 上大岡駅

 

写真を作品に使う!

昨秋のゲルハルト・リヒター展からの啓示で、私も写真を自作品に取り入れ始めました。ただし、オリジナリティーを出すため、以前から敬愛しているアンディ・ウォホールの「ポップ」を自分なりに解釈し、「金」に写真を加えた作品を制作しています。何故「金」かと言えば、「金」は誰でも知っている「ポップ」の要素だし、会場で作品が光っていれば他より目立ち、来場したお客さんが注目してくれることを期待しているからです。まぁ、リヒターの精神性とウォホールの軽く飛び跳ねているような感性を合わせ持ったシモン作品ですから、そのイメージが多くの方々に伝わればと思っています。

シモン ミラニモポ さん

で、初めてインクジェットでプリントした写真を制作に使ってみた時、その方法だと写真の濃淡が一定しないこともあり、妙な精神性が出てイメージ的にリヒターに行き着いたと思ったのですが、インクジェットで出来上がった作品にピントとは違う色を入れることでポップさが強調され、ウォホールのイメージが伝わる気がし、私自身がリヒターとウォホールの間を行ったり来たりしている感じで制作しているのが楽しかったです。でも、まだ自分の写真の使用法はプリントしたものを使っているだけで、モノクロ、カラー、といった単純な表現にしかならないから、将来的には写真に変化をつけても面白いと思うし、「金」にペイントするものとは違うパターンも編み出したいですね。それから、写真は大きくプリントできるから、全く違う可能性があって今は興味津々です。

シモン ミラニモポ さん

最近、私は写真だけでなく、ウォホールを習い作品制作に関しても新たな仕組みを始めています。目が良くないのに起因していますが、それだけでなく、将来を見据えているからの行動だと自分では捉えています。具体的に言うと、作品制作の工程を全て自分で行うのではなく、イメージを伝え、委ねたうえで、金箔だけは私が選び、ある段階まで制作協力者に依頼をし、最終工程だけを自らの手で行うのです。これはウォホールだけでなく、ジェフ・クーンズをはじめ世界トップ30の著名アーティストが取り入れている方法です。昔は「発注芸術」と言われ、軽く見られた時代がありましたが、作品制作も時と共に変化するものです。

シモン ミラニモポ さん

こんな感じで新たな作品に挑んでいる私ですが、もう一つの楽しみに題名があります。これまでの「メディテーション(瞑想)」では、あまり変化が見られないので、「ゼロ」にしました。ただ、「何もないの『ゼロ』ではなく、『原点』」の意味です。ヨーロッパの歴史で言うと、西暦0年はキリストが生まれた年。私の雅号のシモンもキリスト教に関係しているので、縁と言っても良いかもしれません。加えて「ゼロ」のイメージは自由だから、これからも時空間も超えて制作して行きたいと思っています(笑)。

おわり

 

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第91回

2月は、いろいろ凄い事がありました。
なんと、大阪「水都の会」にお誘いいただき、初参加させていただきました。
お会いした水都大阪の重鎮の方々など、メンバーの皆様が凄すぎて焦りました。
景気づけと挨拶もかねて、水辺で乾杯♪
そして、あり得ない有難いご縁いろいろと、船上Liveの案件。
もしかしたら、あの有名なお祭りでも? まだ、シークレット!

政岡玄ちゃんの音楽便り

そして、水都大阪の水辺歌作りのお話しなどをいただきました。
どうなって行くのかわからないですが、
予想外すぎて、いきなりキャパオーバー気味、
次の日も頭の中が整理出来なく夢でも見てるかのようでした(笑)。
少し放心状態から覚め、あらためて落ち着き、「オレなら出来る♪」と、
新たなモードへ切り替え、気合いを入れ直しました。
「自分に求められているモノは何か!」
「どうしたら、そのイベントに参加された方々が楽しんでいただけるのか?」
そんな自問自答しながら、
やはり、《水辺ミュージシャン》ならではの、《水辺の歌》オリジナル&カバーも水にちなんだ歌、そして、《政岡玄》だけの“歌”、“ギター”を絶対無二にし、自分にしか出せない味わいのLiveを、お客様と楽しめるようにしていきたいと思いました。

政岡玄ちゃんの音楽便り

本当に沢山のご縁をありがとうございました。
そして、岩本さんと水都大阪で、何年ぶりかの再会♪
10年前は、一緒に横浜の水辺を遊び回ってたのが、
あれよあれよというまに日本を代表する水辺のスペシャリストになっている
「水辺総研」代表取締役 岩本唯史さん(^-^)v
また、いろいろ水辺の話しを聞かせてもらおっと♪

政岡玄ちゃんの音楽便り

いろいろ大変な世の中だと思いますが、
これからも、みなさんのLove&Peaceを祈って歌っていきます。

【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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