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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「加藤力之輔の世界」第5回

◇加藤力之輔(かとうりきのすけ)さんプロフィール
画家
1944年横浜市生まれ、双子座、A型。
1972年からスペイン国立プラド美術館で4年間〈ティツィアーノ〉を模写研究。マドリードの美術研究所で人体デッサンの修練でモノの見方を学び続ける。
スペイン、日本で作品発表。横浜市民ギャラリー、印象社ギャラリー、文藝春秋画廊、小川美術館(東京)、同時代ギャラリー(京都)、ギャラリージタン館(鎌倉)等。
2004年より覚園寺(鎌倉)・新善光寺(京都)・梅上山光明寺(東京)で「異文化空間展」開催。NHK日曜美術館等に出演。現在もマドリードと京都で制作。

加藤力之輔さん
 

2021年11月20日(土)、横浜市神奈川区新子安のGallery KASEで行われていた「加藤力之輔展 50年の軌跡」PartVの会場に力之輔さんを訪ね、展示作品の「ピンクの薔薇」の制作エピソードを語っていただきました。

新作花シリーズ3枚 右端が「ピンクの薔薇」

     新作花シリーズ3枚 右端が「ピンクの薔薇」 

これまで大きな画面で花の絵を描いたことはありましたが、小さなサイズで描き始めたのはここ数年、鎌倉のギャラリージタン館の荒井緋美さんに勧められたからです。そして今日、紹介するのは2020年の春先に京都の自宅アトリエで描いた「ピンクの薔薇」、小さなサイズで本格的に描き始めた頃の作品です。薔薇は京都伊勢丹で購入。日本で花を買ったことはほとんどなく、スペインよりかなり高価だったのでとても驚きましたが、一番素敵な薔薇だったので納得しました(笑)。
制作時、バックには黒布を張り、その前にお借りしたフランス産のガラス瓶に薔薇を入れ、人工照明でライティング。自然光ではないので何時でも描け、制作日数は約2日間。観ながら描くのが私の画法なので、ちょっと薔薇の生気と競争している感覚でした。愛撫するように描いた薔薇はもちろんですが、特に私が気に入っているのは黒のグラデーションを出すのに力を込めた影の部分です。まず木炭で描くのですが、それだけでは黒が弱いので、そのあとパステルの黒を5〜6回塗って指で擦り込むと良い感じなり、絵に奥行きが出ました。やはり昔の画家が愛用した植物性の黒、ピーチブラックの表現は青みがあって深い印象を与えてくれます。

 

取材日:2021年11月22日

◇Gallery KASE
所在地:横浜市神奈川区新子安1-11-14加瀬ビル204
電話:090-6655-2242
アクセス:JR新子安、京急新子安駅から徒歩5分

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第77回

みなさん、お元気ですか? 玄です♪
2021年も、終わりですね。
12月は師走という事で、バタバタとあっというまでしたが、コロナの終息をみながら来年に向けて動き出しています♪

政岡玄ちゃんの音楽便り

《水辺ミュージシャン☆政岡玄》の生まれた横浜をはじめ、
活動させていただいてた東京、静岡、広島、大阪などなど、また新たな水辺の開拓もかねて、水辺Songを歌いに行きたいと思います。
なんだか、ワクワクが止まりません♪
いつになっても、夢や希望を持つことは大切なんだなって感じています。
来年こそは、みなさんと再びお会い出来る事を心待ちにしています!
それでは、良い年を お迎え下さいませ♪


Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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