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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

竹本真紀さん、青森時代の美術との関わりを語る… 前編

 
竹本真紀さんアトリエで
 

・竹本真紀(たけもとまき)さんプロフィール

竹本真紀さん

美術家
1976年10月5日、青森県八戸市生まれ、天秤座、A型。
1998年 国立弘前大学教育学部・小学校教員養成課程卒業。
大学卒業後、美術館施工など各種アルバイトをしながら創作活動を行う。
現在、横浜在住。

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竹本真紀さんが、幼い頃からの絵との関わりを語った!

宮島通信編集部(以後・M):現在は横浜をベースにして活動している竹本真紀さんですが、今日は青森時代の話を聞かせてください。  唐突ですが、幼い頃の夢は何でしたか?
竹本真紀さん(以後・T):保育園の年長の頃には、「有名な漫画家になりたい!」と言っていました。  父がデザインの仕事をしていたので家に描く道具が何でもあり、その頃、埼玉に住んでいた絵の上手な4歳上の従姉妹と文通していたので、その影響もあったと思います。  とにかく、「有名な漫画家」が夢でした。

竹本真紀さん

M:絵は上手でしたか?
T:はい。  後に大学で発達心理学を学び分かるのですが、例えば、人の横顔など、幼い子があまり認識しない目線で私は描き、友達からは、「うまいね〜、漫画家になればいいじゃん」と言われましたが、小学校1年生の担任は、私の描いた「キラキラ目の女の子」を見て、「そんな人間はいません」と強く否定されました。  好きな先生の視点の違いを理解しながら、「描いているのは漫画なのに」と、思っていました。

M:漫画が上手いと、学校では人気者では?
T:いえ、違います。  幼い私はイザという時は発言するけれど、日常的には人とコミュニケーションがうまくとれず、自分の思いを伝えるのが下手で、手が出ることもしばしば、よくケンカもしました。

M:意外!
T:コミュニケーション下手の要因は家庭環境にあったと思います。  私の父と祖母は東京で働き、八戸に戻って来たのですが、東京では言葉で相当苦労したとか。  だから、生まれてから八戸を出たことのない母も含め、家では家族全員が標準語を使っていました。  そのせいで幼い私は、地元にもかかわらず外へ出ると人が何を喋っているのか分らなったし、保育園の先生の話が途中から分らなくなることもあり、本当に大変でした。

M:では、絵がコミュニケーションツール?
T:自分の思いを表現し、伝える意味ではそうかもしません。  確かに絵を描いている時はおとなしく、自分の世界に入っていました。  だから、新学期になってクラス替えがあると、黙ってただひたすら描いていました。  するとクラスメイトが周囲に集まり、絵の評価から自然にコミュニケーションが生まれました。

M:真紀さんにとって描くことが、語るのが同じ意味だったのかもしれませんね。  ところで得意科目は?
T:国語かな、図画工作は工作がうまくなかったので微妙でした。  あと、ウチの学校は4年生から部活があり、4〜5年生は入っていませんでしたが、6年生では、泳げなかったので帰宅部の友達と誘い合わせて水泳部に入り、泳げるようになりました。

竹本真紀さん作品

M:中学校では?
T:美術部に入りましたが、大問題に直面しました。  担当の美術教師が、強烈な個性の持ち主で私の才能に惚れ込み、学校にいる間、追いかけ回して筆を持たせたのです。  美術以外の授業中や委員会に出席している時でもおかまいなし。  美術室に連れて行かれ、ほぼ強制的に描かされました。 どんなに好きなことでも、そこまでされると嫌になってしまいます。  加えて、同様な対応をされ、美術嫌いになってしまった先輩の前例もあり、怖さを感じた私は2年生の時、問題の美術教師、担任、親、私で四者協議を行い、何とか退部して水泳部に転じました。  ただ、この出来事は私の心に後々まで大きな影響を与えました。

M:どんな?
T:まず現実的な問題は美術の成績です。  美術部にいる時、成績はずっと「5」だったのに、退部と同時に卒業するまで「1」になってしまいました。  どんなに良い作品を提出しても、正当な評価されなくなってしまったのです。  それ以降、私は学校で行われる美術関連の授業やイベントに対して不信しかなく、美術は学校で学ぶものではないと結論付けました。  ただ、良いこともありました。  美術部をやめ、私が心身ともに荒れ始めた頃、それを抑えるため、1年生の時に担任だった国語の先生から作文を勧められ、文章を書くようになったことです。  お陰で心も落ち着き、高校時代には作文で賞をたくさんいただくことができました。

M:そんな理不尽な体験があるとは!
T:でも、小学校5年生から、「コミケ(コミックマーケット)」にも出している同人誌を主宰していたし、新聞へのイラスト投稿、中学校卒業記念のイラスト展を行ったのは、良い思い出です。

M:小学校5年生から同人誌を主宰するとはすごい!
T:はい、最初は年齢でメンバーの高校生にかなり驚かれました。  でも、最終的に同人誌の方向性と、オリジナリティーを生かしたい自分との違いを感じたので身を引きました。

M:中学では色々ありましたが、高校では?
T:遠方の美術系の高校にも合格しましたが、諸事情で地元の普通高校に進みました。

竹本真紀さん

M:高校の部活は?
T:中学校の美術部をやめる条件の一つに「高校に進んだら、美術を続ける」と約束していたのですが、小さな頃から興味があり、ワールドカップを見てカッコ良かったのでバレーボール部に入ることを決め、入学式前の春休みから一人で練習をしていました。

M:では、高校での美術活動は?
T:授業の芸術系選択科目に音楽、美術、書道とあり、約束通りに美術を選択したのですが、残念ながら選にもれ書道になってしまいました。  ただ私は、幼い頃から書道の手ほどきを祖母から受け、高校入学時には五段になっていたので、それもあってのことなのかもしれません。

M:個人的には描いていましたか?
T:はい、基本的にはバレーボール一筋でしたが、帰宅すると好きなバレーボール選手や気に入ったモデルさんの模写からバレーのフォームのパラパラ漫画まで描いていました。  それから、音楽好きになっていたので、好みの曲を入れたカセットテープに好きなミュージシャンを描いていました。  つまり、興味のある対象しか描いていなかったです(笑)。

M:その動機は?
T:中学3年の夏期講習の時、臨時講師で地元八戸市在住の画家/今川和男さんから、デッサンなどの描き方を教えもらったら上手く描け、自分なりの手応えを掴んだからです。  それ以後、「何でも好きな対象を描いてみよう!」という気持ちになりました。  それにしても高校時代は周囲に良い人ばかりで、思い返しても、とても平和な3年間でした。

続く

 

(構成・写真 関 幸貴)

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第23回

みなさん、お元気ですか?  玄です♪
エメラルドグリーンの水辺、日本のニュージーランドか?
今年初泳ぎは、人命救助の練習かねて!
「北斗の血がたぎるゼェ〜」と思いながら、「ピラニアが出た?」の一声で、すぐ戻る(笑)。
水辺の季節ですねぇ〜

政岡玄
 

また最近は、音源制作の勉強にハマって、アッという間に時間がたっていく日々。
なんだか凄い時代になって来たというか、ひとりでほぼ理想に近い音源が出来る時代です。
ホントいい音が出るんですわぁ〜 あとは経験と感性を磨いて、自分を信じていくだけ!

そんな中、北欧のMusicサイトからメッセージが何件かありました。
“Well, your track ocean is my favorite for today and I definitely recommend it to my friends!”=「OCEANが、お気に入りで友達にオススメします!」ほとんど “OCEAN”推しでした。季節だもんねぇ〜  “水辺ミュージシャン”として、この曲でさらに嬉しい! でも、振り付け知ってんのかなぁ(笑)〜 少しでも、自分の音楽を 気に入ってくれる人がいたら幸いです。

さぁ、“NO BORDER(国境はない)Music”を “Image”し、歌って、世界配信して行かねばと、あらためて思いました。

 
古見健二さんのオートグラフ
 

Groovin'も久々に見て最高に楽しませていただきました。
Shyさんの歌声とパフォーマンス、メンバーさんとの一体感は、ホントに楽しませてくれます。
また、Guitar&Vocal/古見健二さんも、弾き語りをされているそうで、「いつか一緒にLiveが出来るといいね」と言って下さいました。 楽しみです♪

《政岡玄Music》☆がんばるぞぉ〜♪( ´θ`)ノ

Love&Peace♪♪(^_^)v

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(文・写真 政岡玄)

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