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■ 好評連載！
宮島永太良、万国橋から大さん橋へ♪
第7回 万国橋「初個展」から、大さん橋での「花まつり」へ
宮島永太良の横浜初個展開催は、2012年6月の「万国橋ギャラリー」。 そして約2年後、この4月に横浜港大さん橋の「くじらのおなかギャラリー」で行われる「花まつり」まで、横浜での宮島の美術活動の足跡を巡った。
横浜初個展会場「万国橋ギャラリー」で展示したのは、従来の作品群に加え、ロコさんの横浜でのワークショップでアキラさんと一緒に学んだ瓦に絵を描く「瓦アート」や、今も私が思案しながら制作している「横浜/マルタカルタ」など、横浜に因んだ作品も発表。 また、FMヨコハマさんの取材も受け、近くのワールドポーターズでお店をやっている方が見に来てくれ、盛況のウチに個展の幕を閉じたのは良い思い出です。 加えて、あの時に横浜のアート系の方々と、縁が深まりました。 また、東京からのお客様が予想以上に多かったのは、とても嬉しい誤算でした。
そして昨春は、それ以前から「アートで町の再開発」と謳われ、私も注目していた京浜急行ガード下の黄金町スタジオを、「大岡川桜まつり」の時季にタイミング良く1ヶ月間借りることができたので、銀座、厚木に次いで「花まつり」3番目の横浜会場として2日間だけ作品展示、お客様に見ていただくことができました。 しかし、桜の開花が例年になく速かったので、祭り前には桜が咲き続けているのか、ヒヤヒヤものでした。 何とか形にはなりましたが（笑）。 あと、私が生みの親になる「うさぎのマルタ」も祭りに参加。 政岡玄さんと一緒に祭り全体を盛り上げてくれたし、マルタが、その1ヶ月後にtvkの「ありがとッ！」にレギュラー出演が決まっていたので、事前PRにもなったのも何よりでした。
「花まつり」が終わった頃、もうスッカリ顔見知りになっていたロコさんに誘われ、彼が主催する横浜を中心に活動する多国籍風で、軟らかい美術集団「アラメ会」に、アキラさんらと入会。 そして、6月と11月に長者町のアートランドと、関内駅前の横濱みなと町ギャラリーで開催されたグループ展「ART de FUKKO ~地球災害救助隊~」に参加、作品を夏秋続けて展示しました。
そして、この会を通して強く感じたのが、横浜での人の結びつきの緊密さ。会に参加する前から、何度かアートランドへはライブを聴きに遊びに行っていたので、いつの間にか知った顔も増え、より親しくなっていましたが、こうした現象は横浜ならではで、東京ではあまり考えられません。 「江戸っ子」は、東京で三代続かないと呼べないそうですが、「浜っ子」は横浜で一晩寝れば大丈夫だとか。 開放的で気安い雰囲気の特性が良かったのかもしれません（笑）。 また、「アラメ会」は、新しい試みに挑戦し始めたばかり。 これから面白くなると期待しています。
そして、今年4月4日（金）から10日（木）まで、横浜港大さん橋の中の「くじらのおなかギャラリー」が「花まつり」特別会場となり、そこで、地元の写真家の北村泰弘さんや私も含めて計7名の仲間が作品を展示できることになり、良かったです。 以前、今年の「花まつり」銀座会場にも参加、懇意にさせていただいている画家の加藤力之輔さんの作品が展示されたのを見たことはありましたが、同じスペースで展示できるのは楽しいです。 また、施設を利用する不特定多数の方々に私たちの作品を見ていただくことができるのは嬉しいですね。 この場を借りて、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。 横浜での可能性を広げていただき、どうもありがとうございました。 最後になりましたが、皆様！大さん橋へ遊びに来てください。 待っています！
