『カフェ・アンデパンダン銀座』の宮島永太良壁画完成までをフォトレポート!
今年1月15日(土)、銀座6丁目にオープンした
『カフェ・アンデパンダン銀座』に宮島永太良が描いた壁画『異空間』があり、独特の存在感を見せている。
制作は年明け早々開始、プレオープンの14日には無事にほぼ完成して除幕式を迎えたが、制作期間は宮島本人しか知らず不明。 また公開後も「まだ、壁画は未完成の完成です」と、宮島はいたずらっぽく笑った。
そこで編集部では、カフェに壁画が誕生するまでを写真でレポートした!
▲2010年12月14日 床のタイルはほぼ完成状態だが、 壁はまだコンクリートがむき出し。 |
▲2010年12月18日 作業は順調に進行、 レンガの装飾も。 |
▲2011年01月07日 今年に入り、松の内から制作開始した宮島。 |
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▲2011年01月07日 この日は、これで終了。 |
▲2011年01月09日 壁画制作終了、 『異空間・未完成の完成』の前で |
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▲2011年01月09日 作業終了後。 |
▲2011年01月14日 プレオープン当日、 エイジングを終えた壁画作品の除幕式。 |
早めに宮島の壁画ご覧になりたい方は、カフェ・アンデパンダン銀座へどうぞ♪
卯年、最初の展覧会は厚木の『なよたけ』で二人展開催♪
美しく晴れ渡った新年1月7日、本厚木駅に程近い老舗ギャラリー喫茶の『なよたけ』で陶芸家/小高嘉照さんと宮島永太良の二人展がオープンした。 会期は1月30日まで。
ふたりにとっては、今年初の展覧会になるが、ここでの二人展は、宮島作品の常設展示を記念して行われた昨年6月に続いて2度目。
そのためにコンビネーションも良く、会場にはアットホームな雰囲気が漂っていた。
ふたりの常設作品を加えると、小高さんは昨年末から取り組んだ新作の「土鍋」を始めとした陶器が60点以上、宮島は絵画と現在力を注いでいる人気キャラクターの「マルタと仲間たち」の可愛い作品、合わせて10点以上を展示した。 表現分野は違うが、生命力、愛らしさを感じさせる作品は、新年早々、ロッジ風の広い店内に新しい風を吹き込んだ。
会期2日目、おふたりに感想を聞いた。 「昨年末、急遽この展覧会が決まったので展示作品が足りず、今年の正月は、伊豆の自分の窯で必死に作品制作をしました。 しかし好事魔多し、こんな時に限ってメインの大きな窯が壊れ作業がストップ。 焦りましたが、何とかかんとか、小さな窯等を駆使して無事に新作を会期に間に合わせることができました。だから、展覧会が始まった現在はホッとしています。 これからが、私の本当の正月です(笑)」と、胸を撫で下ろす小高さん。
「昨年の12月、新宿のジャズスポットJでの個展開催時に発表した『マルタ』作品を今回も展示。 でも、会場は前回と真逆の条件。場所も地下から2階、開店時間も夜から昼へと変化。 そのせいか第一印象は少し違いますが、マルタは不思議に何処でも馴染んでいます。 これは制作者としては嬉しいことですね(笑)。
そして今年は卯年、是非、皆様にウサギのマルタを間近で見ていただければと思います」と、微笑む宮島永太良。
考えてみれば、『なよたけ』は竹取物語の主人公かぐや姫の別名、昔から月に住むのはウサギと決まっている。 だから、新年第一弾としてマルタがここで披露されるのも自然な流れ。楽しみな卯年が始まった♪
リニューアルしたJトリップアートギャラリーでライブイベント開催!
本格的な寒波がすっぽり日本列島を覆った1月15日(土)の午後7時から、Jトリップアートギャラリーで新春のスペシャルライブイベントが開催された。
イベントの内容は、昨年末のリニューアルパーティーのために壁画を描き、作品展示中のAbronさんと深作廣光さん、ふたりによるライブペインティングで開幕。
その後、藤川清さんがエネルギッシュに叩くシャンベ(アフリカの太鼓)のリズムに合わせた川本裕子さんの舞踏…、加えて締めの万城目純さんらの舞踏パフォーマンスまで、充実した熱い時間を過ごした。
ライブペインティングを終えた直後のふたりに感想を聞くと、「ほぼ何も考えず、感じながら描きました」と、Abronさんは語り、「えっ、全体の構成を考えていたのでは!?」と、真顔で突っ込む深作廣光さん。 その絶妙の会話に周囲は微笑。 とにかく、息の合ったパフォーマンスの連続で観客、スタッフは強烈な真冬の寒さを忘れ、Jトリップの心地良さに酔った。