第13回『花まつり』会場をルポ!
初回から宮島永太良がプロデュースし、お釈迦様の誕生日をアートで祝うグループ展「花まつり」も今年で13回目を数えた。
今年のテーマは「願い」。 展覧会は4月1日(金)から9日(土)まで、銀座のミーツギャラリーで開催された。 参加アーティストは関西からも加わり総勢18名、展示作品は絵画、写真、陶芸、茶杓までが並んだ。
その上、あるべるとじょなんずさん、関大介さんと宮島がユニットで、それぞれがマルタを主役にした作品を制作した特設コーナーまであり、会場を訪れた人々のたくさんの微笑みを誘った。
開催2日目の4月2日(土)18時からは、会場内でレセプションパーティーがあり、特別イベントとして柿原智恵子さんによる朗読、そしてホワイトダイス / 万城目純さんと相良ゆみさんによるダンスパフォーマンスが行われ、アーティスト、来場客が共に楽しい時間を過ごした。 パフォーマンス終了後、2003年初回の「花まつり」から途切れることなく、会場で踊り続ける万城目さんは、「あと2年で15回目の参加になるので、その時は何か記念品が欲しい!」と冗談を言って周囲を和ませ、「1昨年から2年連続で銀座と横浜2会場で開催。 それに加え、昨年は過去最多のアーティストの方々が参加、会場の横浜港大さん橋では音楽ライブまで行い、大きな規模で成功裡に終えることができ、良かったし手応えも感じました。
そのままの路線でも進んで良かったのかもしれませんが、少し違和感を感じたので、今年は原点に戻ってみました。 お陰で雰囲気がとても穏やかなで和やかなアートイベント『花まつり』になったと思います」と、宮島永太良は静かに語った。
さて、来年はどんなアートイベント「花まつり」になるのか今から楽しみだ。
◎2016年「花まつり」参加アーティスト名
青山恵世、池田元気、今福優子、梅原由子、江口シュウ、鑑涼、小山明久、
関大介、高井康生、チバエリ、中西達彦、服部憲明、原雅彦、美羽、
宮島永太良、やまゆりの、ロコサトシ、渡邊智美、
*敬称略、五十音順
*なお、「月刊宮島永太良通信」今号では、4月2日のパーティに参加したアーティスト14名のインタビューを「talk」と「friends」に掲載いたします!
「花見hanami展#5」無事に終了!
JR秋葉原駅と浅草橋駅の中間に位置するギャラリー「Art Lab TOKYO(アートラボ・トーキョー)」で開催され、宮島永太良が2年ぶりに参加したグループ展「花見hanami展#5」も、東京の桜の花が散る前の4月3日(日)18時で無事に会期を終えた。
天井が高く、奥行きのある会場で3月27日(日)から始まったグループ展には、森下泰輔さんをはじめ19名のアーティストが集結。
個性豊かな彼らの作品群の中で宮島の出品作「1989年の公園の花見」には、ノスタルジックな雰囲気が漂い最近あまり見られないある時代の味を醸し出していた。
「『他では見られない作品を!』との要望に応えました」と、宮島は微笑み、「以前、ここ秋葉原に加え東京駅近くにギャラリーを構えていた時、窓の下に見事な桜並木があったので、『花見展』を始めましたが、秋葉原だけになり、近所に桜がなかったので隅田川の夏の花火にちなんで『花火展』に移行しました。
ところが、その後周囲をよく見渡したらそこここに桜の木があるじゃないですか。 そこで『花見展』を2年ぶりに復活させ、これからは『花見&花火』の二本柱で行きます』と、森下泰輔さんは楽しそうに笑った。
これからもアートをベースに独自路線を歩むArt Lab TOKYO の動きに注目して行きたい!
☆「hanami花見展」出品アーティスト
戸泉恵徳、李奈珍、コウノユキトシ、樋口裕子、宮島永太良、大和田登、
菅間圭子、桜井貴、ショウジョノトモ(ShojonoTomo)、地場賢太郎、
nibinibu、ハギハラトシサト、本田千昭、牧田恵実、村田いづ実、森下泰輔、
ヨシナリミチコ、河野さおり、小野田拓真 (順不同/敬称略)
ArtQ展 第4回「ART de FUKKO」無事終了♪
関係各所の協賛と協力を得て、2016年2月8日(月)から21日(日)まで、みなとみらい線馬車道駅近くにあるギャラリーUluruと、中区千才町にあるギッフェリCafé(は19日まで)で、東日本大震災の復興支援チャリティーART Q展(アラメヤ本舗企画展Vol.4 ART de FUKKO)が開催された。
「忘れない」をテーマに、小学生から60代までの老若男女の個性的な作品が展示。
参加アーティストは、
PUUTYLAND、関大介、辻美保、TABASA、関幸貴、大野愛、K-OZAWA、猫沢八郎、
あるべるとじょなんず、天衣・天・Masami、花怜、小野里良之、A:KIRAシモン、
宮島永太良、monji、ロコサトシ個人とユニットで19名(順不同、敬称略)。
連日、会場には友人知人らが駆けつけ、いつも和やかな雰囲気に包まれ、朝日新聞社横浜支局からの取材も受け、神奈川県版を飾った。
そして、最終日夕刻からパーティーも行われ、ピアニストのMAKOさんと紙芝居師なっちゃんによる「音楽紙芝居」で大いに盛り上がった。
次が何時になるのか不明だが、将来的には定期開催される構想もあるとか。
さてArtQ展への楽しみが増えた!
*写真はUluru会場の様子。