個展「6月の卒業式」を終えた宮島永太良からのメッセージ♪
雨の季節にも関わらず、6月23日(火)から7月5日(日)まで、銀座のミーツギャラリーで行われた〈宮島永太良個展「6月の卒業式」〉に、多くのお客様にご来場いただきましたことを、心からお礼を申し上げます。 どうもありがとうございました。
まず、今回は「画業を振り返る」と考え、会期前半に展示した「かまぼこ板絵アート」の作品以外、新作は出しませんでした。 と言うのも、私はこれまでたくさんの作品を制作してきましたが、それらを皆さまへ一堂に披露することなく、時々の個展で「ごく一部分」を発表してきただけです。 そこで、今回の個展「6月の卒業式」は「様々な創造の集大成を発表する場」と、自分の中で位置付け、皆さまに見ていただきたいSMサイズから50号まで、途中一度の入れ替えを含め70点強の作品を展示いたしました。
また、これまでの他で行われた作品の評価、値付けに関して考える所があったので、本個展では、「宮島作品が欲しい!」と、思ってくれる方々の気持ちを尊重にして、初めてオークションでの販売も行ってみました。 すると、私の気持ちが通じたのか、予想を超えた多くの方々から入札をいただき、それに応えることができたのは何よりでした。 中でもオークション用の紙に同業のアーチストの氏名を見つけた時は格別の感がありました。 加えて、会期中、7〜8年ぶりに会う懐かしい友人たちの言葉や表情から、心地良い刺激を受けたのも事実、本当に有意義な時間を皆さまと共有できたと思います。
無事に会期を終え、力強い手応えを感じながら、内なるコンテンポラリー作品を再認識した今、新たな可能性を感じ、そう遠くない将来、もう一度こうした個展を行いたいと思い至りました。 これも皆さまのお陰です。 とにかく、この経験を活かし、これからも一所懸命でまいります。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。