Friends : 友達
Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
「ヒーリングアート展」参加アーティストそれぞれインタビュー part2
07 青山恵世さん(茶杓)
今回は小山先生とのコラボレーション作品なのですが、先に小山さんから鶴と亀の筒を作ってお見えになったので、それを元に鶴と亀の茶杓を作らせてもらいました。 普段は茶杓に合わせた筒をお願いするのですが、今回は筒がある状態でそれに合わせて茶杓を作るという逆パターンでした。 その後、和尚さんに鶴と亀でお祝いの銘をつけていただいています。 鶴と亀で対になっていますが、鶴の方は鶴らしい白と黒、亀の方は亀で(笑)。 鶴の方は1万本に1本くらいしか出てこない貴重な黒柿を用いて、これは切ってみないとわからないもので、なぜ黒くなるかもわかっていないようです。 亀の方は竹で、竹は曲げで作っています。 お題をいただいて作るというのも楽しい経験でした。 このように比較的スタンダードな作品を作っていますが、今後はよりアートな茶杓も作っていければと考えています。
08 宮島永太良さん(絵画)
自分の作った財団での主催なので、それなりに責任もありますし、今後もこうした展覧会を通して財団の方でも協力いただける方が出てきてくれればという思いです。 また今回の展示はヒーリングがテーマなので、心から身体を健康にすることにつながる、癒されるということは大事だと思います。 作品は旧作ですが、癒しにつながるようなものを「妙な絵物語」から1点、あと「マルタの冒険」からスピンアウト的な絵を1点持ってきました。 マルタの方は、羊のウルルが子どもの頃におばあちゃんに作ってもらった花かんむりを思い出しながら、マルタに同じものを作ってあげているシーンです。 これを見ると「おばあちゃんは亡くなっちゃったの?」と、お尋ねの方もいますが、おばあちゃんは健在です(笑)。 いずれもライフワークのような作品群で、来年も再来年もヒーリングアートの皆様と一緒にできればうれしいですね。 お茶会も春に続いて面白い試みになったと思っています。
09 渡邊智美さん(絵画)
ヒーリングアートということで、今回の作品は私の絵を見て皆様が癒されることを願って描いております。 見るときは何も考えず感じていただければうれしいですね。 作品のイメージとしては、自然からインスパイアされた印象で絵を描いています。 なので、絵を見て自然の中にいるような気持ちになっていただければ幸いです(笑)。 今回出してみてとても素晴らしい展示で、見に来てくださった方にも大好評でした♪
10 関大介さん(写真)
「秋は夕暮れ」、ということで夕暮れの写真に絞って3点を選んでみました。
アクリル板へのプリントはたまたまそういう出力方法があるということで試した側面がありますが、実際に夕日を眩しさや透明感を追想するうえでも悪くなさそうに思います。
個人的には夕暮れ時は仕事から解放されることが多い時間帯でもあるので、そうしたのびのび感も写っているかもしれませんね。
11間下紗卍さん(工芸)
「花まつり」に続きお茶道具を作らせていただきまして、今回は蓋置きです。
新しいものにチャレンジする機会をいただきました。
今後も茶道具に限らずさまざまなものを作っていければと思っております。
今回は瓢箪を使ってポップなダルマも作りました。
瓢箪は昔、水筒に使われたこともあったので茶道具になるかとも思ったのですが、臭いがあったためあのような形に…。
小学生の絵のような顔を書いたために、お茶の先生に裏返しにさせられてしまいました(笑)。
間下紗卍の作品は瓢箪ダルマのようなポップ路線と茶道具のような伝統工芸路線の2ラインありますので、今後も双方進化させていければと思っております。
「ヒーリングアート展」参加アーティストそれぞれインタビュー part1
01 小高嘉照さん(陶芸)
今回4点の作品を持ってきましたが、特に見てほしいのはこの2本の花挿し。 同じ土を使って同じように焼いても、窯の中の置く場所でこんなに違っちゃうんです。 私はこれに関しては、わ〜っと発散した勢いではなく「抑えたところ」、落ち着いた雰囲気を見てほしいですね。 釉薬もかけず、炭、籾殻、コーヒー豆と一緒に箱に入れて焼くことでこうした自然な色合いになっています。 自分の考えというより、勝手にそうなっちゃうんですね。 表面もよく見るといろいろな表情が出てきて楽しいですよ。
02 中西達彦さん(版画)
私は古い作品を引っ張り出してきました。 25年前の作品です。 下地は真鍮砂を敷いています。 いつも銅サビが多いのですが、この頃はサビを使い始めたばかりで普段あまり使わない素材になっています。 鹿の絵は、中国の秦の時代の瓦の模写です。 中国の考古学をやっていた先生からいろいろ資料をもらったのが楽しかったですね。 今回は少し小さな作品ですが、自分ではこういう作品の方が見て落ち着くというか、癒しにつながるのではないかと思って持ってきました。
03 原雅彦さん(絵画)
私の第二の故郷は北海道、と勝手に言っているだけで、実際は九州生まれなんですけど…(笑)。 かつて家族旅行で十数回訪れていて、どうしても難しいとき以外は富良野と美瑛には立ち寄っていました。 まあ、その頃は街中で毎日仕事をしていましたので、そういう時にこういった広大な景色を見て癒されて帰ってきて、帰ってからもその風景が好きで撮った写真を見ながら絵に描いていました。 この風景って横長が合うんですよ。 最近はプチ絵が多かったのですが、今回は大きめの作品にしてみました。
04 小山明久さん(工芸)
いま普段こうした筒ばかり作っているんです。 これは茶杓向けのサイズですが、ペンケースとか。 何を入れてもいいんですが。 やっぱり図案とバランスに注力していますね。 技法自体は突板(つきいた)といって、厚さ0.6mmくらいの木材を巻いて図を描くものです。 特にバラ7本のセットで作ったものもあって、それだと白い突板をたくさん用いることになりますね。 銘の入った方は鶴亀がピッタリでいいですね。 これを観て、落ち着いた気持ちになってもらえると嬉しいですね。
05 大野愛さん(絵画)
本当は個展に出そうと思っていた作品がやっとできたので…。 横浜の絵ばっかりだったので、東京の絵を書こうと思ったら間に合いませんでした(笑)。 風景は、新島から帰ってきた船の上から眺めた東京です。 月の方もですが、色合いを今まで使っていたのとは変えて、最近のシリーズにしています。 なんていうか、宇宙的な光みたいなものがヒーリングにつながるかと思って展示させていただきました。
06 鈴木文枝さん(絵画)
私は子どもの頃から美術が好きで、個展やグループ展をしながら美大を卒業し、芸術療法やカラーセラピーなどを学び、美術を医学的にも研究しています。
今回、花やブドウを描いたのは、美大時代に華道部に入り、植物の研究をしたからですが、まだまだ勉強中です。
私の絵や存在が皆様の心にそっと残るといいなあ、と思っています。
「政岡玄ちゃんの音楽便り」第41回
みなさん、お元気ですか? 玄です♪
毎年恒例のお寺さんでの「音会Live」今年も楽しませていただきましたぁ〜
お寺さんという事もあるせいか、いろいろなお話しを聴いているうちに、「大丈夫!大丈夫!」って、言ってもらえるような心の安堵感が、人の幸せにつながるのではと、感じた日でした。
また、父親が退院してから4~5年ぶりの外食にも行って来ました。 「昔の友達にも会いたい」とずっと言っていたので、マスターが彼らを呼んで久々に昔話に花を咲かせ、楽しんでいました。 それにしても色々な線で繋がれ動けず、会話も出来ない状態からまさかの復活! ホントにありがたい限りであります♪
そして、もう少しで2018年も終わりですね。 今年は、地元岡山での豪雨災害と、自分も微力ながら消防団としての活動、また、音楽仕事の合間に、災害ボランティア活動をさせていただき慌ただしい1年でした。 しかし、今年は、「水辺ミュージシャン」としての【MIZUBE】初アルバムをApple、Music.Spotifyなどなど沢山、世界配信出来た事は、とても嬉しかったです。 「玄Soul」が沢山つまった歌を是非聴いてください!
みなさん、良いお年を〜♪
☆毎月最終水曜日「SKY MUSIC RADIO ANNEX」《政岡玄の水辺タイム♪》19:30〜20:00放送予定。 “水辺ミュージシャン☆政岡玄”を生んでくれた横浜日ノ出町、全国の水辺情報やクイズなど、みなさんと、一緒に《水辺タイム♪》楽しんでいけたら幸いです♪
☆視聴方法はこちら↓
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Love&Peace♪
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(文・写真 政岡玄)