「ヒーリングアート展」終了!
昨年、宮島永太良の企画で催され、好評を博した「サンクスギビング展」が、装いも新たに一般財団法人「健康とアートを結ぶ会」主催の「ヒーリングアート展」となって、11月20日(火)〜24日(土)までの5日間、銀座のミーツギャラリーで開催された。
絵画、版画、写真、陶芸、工芸のそれぞれの分野から「ヒーリング=癒し」の感覚を与える作品の数々が展示されたほか、最終日には「チャリティー茶会」も行われ、出品者によって制作された茶道具、屏風を使った他、オリジナルの車椅子が利用され、車椅子の人が茶会に参加した場合をシミュレーションする機会も設けられた。 また、福祉施設などに寄付される募金も行われ、好評のうちに幕を閉じた。
展覧会終了後、宮島に今回の手応えを問うと、「開催目的は、まず来場者の皆様の癒しになることを考え、加えて財団の活動の方向性の確認もありました。 しかし、自分の考えとは違いチャリティー茶会で分かったことがありました。 それは、美術関係とは違うアートとしての茶会の存在です。 参加者の中にはお茶に想いを、かなり傾けている方々がいて、そこに財団の将来的な活動の一つにお茶会の可能性を見出せたのが、今回の成果だと思います。 具体的にはどんなカタチになるかは分かりませんが…」と言って微笑んだ。 2019年、新たな展開に注目したい。
◇「ヒーリングアート展」参加アーティスト
青山恵世、大野愛、小高嘉照、小山明久、鈴木文枝、関大介、中西達彦、
原雅彦、間下紗卍、宮島永太良、渡邊智美(あいうえお順 敬称略)
*Friends ► に、参加アーティストインタビュー part2 を掲載。