TOPFriends : 友達

Friends : 友達

Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「加藤力之輔の世界」第9回
絵との歩みを語る(3)

◇加藤力之輔(かとうりきのすけ)さん プロフィール
画家。
1944年横浜市生まれ、五人兄弟の三男。
1972年からスペイン国立プラド美術館で4年間ティツィアーノを模写研究。マドリードの美術研究所で人体デッサンの修練でモノの見方を学び続ける。 スペイン、日本で作品発表。横浜市民ギャラリー、印象社ギャラリー、文藝春秋画廊、小川美術館(東京)、同時代ギャラリー(京都)、ギャラリージタン館(鎌倉)等。
2004年より覚園寺(鎌倉)・新善光寺(京都)・梅上山光明寺(東京)で「異文化空間展」開催。NHK日曜美術館等にテレビ出演。現在は主に京都で制作。

加藤力之輔さん

 

加藤力之輔さん、高校時代を語る

私が鎌倉二中を卒業した1959年、我が家は鎌倉市大船から横浜市金沢区富岡へ転居。高校生になった私は、そこから神奈川県立鎌倉高校へ通っていました。当時も今も鎌倉高校(以下 鎌高)は、江ノ電鎌倉高校前駅で下り、太平洋を背にして、ちょっと厳しい日坂を上がった高台にあり、環境、景観共に抜群で場所に位置し、私の在学中には教室から大島の噴火が見えたほどでした。校風も自由で男女の分け隔てなく、多くの生徒はノビノビとした高校生活を送っていました。あまりに自由なので、鎌高でボケることを「鎌倉ボケ」と言われるのは有名でしたし、頭も良く気立の良い鎌高出身の女子は、地元でお嫁さん候補として引くて数多だったそうですよ(笑)。そのうえ青春映画「高校三年生」のロケ地にもなった話もあり、鎌高は当時からかなりポップな存在。そんな明るい雰囲気に加えて、鎌高には美術や音楽の特別教室もあり、他校にはない芸術分野での教育にもかなり力を入れていて、一時は東京芸術大学の附属高校にしようと言う話まであったと聴きました。これも地元の鎌倉に昔から芸術と親しむ土壌があったからでしょうね。

加藤力之輔さん

その鎌高の理数系クラスに私は進みましたが、鎌倉二中の美術の先生に「君の絵はデューラーみたい」だと褒められたことで、画家への道を少し考え始めていた私は、入学と同時に自然の流れで美術部に入部。30名近くの部員の大半は女生徒、顧問の先生もいましたが、熱心に絵の手ほどきをしてくれたのは先輩たちで、週数回、放課後の部活を行い、最初に描いたのは石膏デッサンでした。その後、デューラーは言うに及ばず、画面構成など描くための大切な見本としてのセザンヌにも傾倒、夢中で描いていました。ただ、私は体を鍛えるために陸上部にも入り短距離の選手をしていたので、それなりに忙しかったですが、毎年の夏、キャンプ場合宿での写生大会はとても楽しかった。まさに青春の思い出ですね。

加藤力之輔さん

そして、高校3年生になった頃に読んでいた五木寛之の「さらばモスクワ愚連隊」とか、小田実の「何でも見てやろう」の影響から外国へ行ってみたい気持ちも強く、それらも誘因となり私は画家への道に進むことを決めました。ただ、当時は大学紛争の影響もあり、ちょっとへそ曲がりだった私は、進学に魅力を感じなかったので高校卒業後は働き、海外で絵を学ぶための資金を貯めることにしたのです。
余談ですが、静岡県の元吉原小学校から神奈川県の鎌倉高校まで学校に通っていた12年間、住む場所は変わったけれど、ずっと富士山を眺めながら生活してくれたことは幸せなことでした。だから今も富士山は大好きで、描き続けています(笑)。

加藤力之輔さん

◇加藤力之輔 展 開催情報
会期:2023年1月11日(水)〜23日(月) *17日(火)はお休み
時間:11:00 ~ 17:00
会場:Gallery ジタン館
所在地:鎌倉市津483-46
電話:0467-32-9658

 

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第89回


みなさん、お元気ですか?
今年も1年ありがとうございました?
世界情勢は、コロナに戦争、物価高騰など混沌としている中ではありますが、人生の生きる楽しみを見つけながら、水辺ミュージシャンとして活動させていただいています。
今年はボクにとっては激動というか、新たな沢山の出会いがあり、とても良い年になりました。ありがたい御縁に感謝です〜

◇今月の情報
秋に開催された【水都大阪】
「Hi ship!project 船で行く!水辺の見どころ巡り 」
- 水の回廊周遊ツアー -
☆東横堀川(β本町橋)
☆道頓堀川
☆木津川 (大正タグボート)
☆中之島を挟んで、
☆土佐堀川と、☆堂島川
四角形の水の回廊を参加したようすが、2022年12月4日から2023年1月24日まで、
- 川の駅はちけんや B1 - で「水辺の見どころ紹介展」が行われています。
水辺ミュージシャンとしてのインタビュー映像もありますので、お立ち寄りの際には是非ご覧下さいませ!

政岡玄ちゃんの音楽便り

◇紅葉フェスタに参加
水辺で紅葉を眺めながら、イベントや沢山の素敵な露店もありました。
「アクアmini船」での紅葉クルーズは、天満橋をくぐり大阪城へ、Uターンして天神橋に、中之島から、名物の北浜川床テラス。天気の良いし、最高でした。
極秘「水辺プロジェクト」も進行中〜 楽しみにしてて下さ〜いね。
そして、- 川の駅はちけんや - は、天満橋駅とつながりCity SUPもあり、だんだん8階段広場など最高の水辺スポットでござりますよ〜

政岡玄ちゃんの音楽便り

2023年は、久々に水辺ミュージシャンを生んでくれた横浜日ノ出町のみんなにも会いに行きますね!
そして、今年、新たに出来た地元岡山の奥津湖SUPチーム
来期へ向けての面白い企画などなど、たくさんのアイデアが出てます。
色々な水辺へ、水辺ミュージシャンとして、盛り上げていきたいと思いますので、これからも温かい応援を宜しくお願い致します♪
それでは寒いですが、皆さま暖かくし、体調に気をつけて良いお年をお迎え下さいませ?

政岡玄ちゃんの音楽便り

2023年は、さらなる転換期だと思います。
人生大切に楽しんで生きていきま〜す。
《Meta・FB》https://m.facebook.com/gen.masaoka
《insta 》https://www.instagram.com/genmasaoka

Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

Copyright © 2010- Eitaroh Miyajima. All Rights Reserved.