TOPReportage : イベント報告

第14回「花まつり」無事終了!

初回から宮島永太良がプロデュースし、お釈迦様の誕生日をアートで祝うチャリティーアートの祭典「花まつり」も14回目を迎えた。

桜

今年は、特別なテーマ設定がなく、展覧会は4月1日(土)から8日(土)まで銀座のミーツギャラリーで開催された。

花まつり展示会場で

参加アーティストは、初参加3名を含め総勢16名、展示作品は絵画から、写真、陶芸、茶杓が並んだ。  加えて、ギャラリー中央には原雅彦さん、小山明久さん、中西達彦さん3名合作の「花御堂」も鎮座。

花御堂

その中には甘茶で満たされた桶が置かれ、真ん中には右手を上に、左手を下にした誕生仏が安置。華やかな会場に心静かな空間を演出、来場者からより多くの関心を誘っていた。

開催初日の4月1日(土)17時からは、会場内でレセプションパーティーがあり、参加アーティストに加え、友人知人が駆けつけ立食スタイルで春の小宴を楽しんだ。

レセプションパーティー

また、最終日の4月8日(土)17時からは、初回から「花まつり」に参加し続けている万城目純さんらによる「仏陀誕生」を表現したスペシャルなダンスパフォーマンスを展開、多くの喝采を浴び、無事に8日間の会期を終えた。

万城目純さんらによるダンスパフォーマンス

今春、東京では桜が満開になるのが遅かったが、「花まつり」は美しく開花。
次の季節への期待も高まる…

◎2017年「花まつり」参加アーティスト名
青山恵世、AKIRA・シモン、Aska(初参加)、池田元気、今福優子、
大野愛(初参加)、岡本真実(初参加)、小高嘉照、小山明久、関幸貴、高井康生、
原雅彦、宮島永太良、やまゆりの、ロコサトシ、渡邊智美(敬称略、五十音順)
*特別参加/中西達彦

記念撮影

なお、月刊宮島永太良通信/今号「friends ►」で、参加アーティスト全員のショートインタビューを写真と共に掲載しています!

「J」で宮島永太良個展「FACE × FACE」が無事に閉幕…

2017年3月いっぱい、4年連続で新宿5丁目にあるジャズ・ライブハウスの老舗“JAZZ SPOT J”で開催された宮島永太良個展「FACE × FACE」が、無事に会期を終えた。

宮島永太良

今回は、「顔」をテーマにした作品が20点以上展示された。 ただし、顔そのものもあれば、イメージ的に顔に見えるものもあり、宮島独特の世界観を表現。 暗い店内で皆の関心を、さり気なく1ヶ月間誘い続けた。

展示作業 FACE × FACE ポスター掲示

終了後、宮島に個展「FACE × FACE」を振り返ってもらうと、「テーマに顔を選んだのは、これまでの経験からジャズを楽しむ場所なので、絵があるのは分かっているけれど、いつしか音に飲み込まれてしまい、存在が遠くなるのを感じ、絵の顔が発する視線で存在を感じてもらえればと思ったのが、動機のひとつです。

バードマン幸田さんと宮島

あと、顔に見える作品がいつくかあり、自分でも気になっていたので、それも加味しました。  だから、私としては一石二鳥かもしれません(笑)。  そのお陰か、今回は面白いと言ってくれる方が多かったです。  あと、本当に偶然ですが、展示した中には、私が『バカボンのパパ』と名付けた絵もあり、いつも『J』をフォローし、最後のボトルも残っている漫画家の赤塚不二夫さんに縁のあるお店に、その絵を展示できたのも嬉しかったです。  それで、来年3月にも『J』で、同じテーマで個展を開くつもりです。  2年連続になりますが、皆様、よろしくお願いいたします」と、言って微笑んだ。

JAZZ SPOT J

かなり先だけれど、次の春が待たれる…

第2回「未来への医療とアート」の勉強会!

昨年の11月に行われ好評を博した宮島永太良主宰の勉強会「未来への医療とアート」の第2回目が東京 / 銀座のミーツギャラリーで、3月13日(月)午後6時過ぎから行われ、ミーツアートクラブメンバー、女性アーティストを中心に20名以上が集まった。

宮島永太良のプレゼンテーション

会は2部構成で進行。1部は、宮島自身が、香川県善通寺の「四国こどもとおとなの医療センター」等で遭遇した実例や他の勉強会で得た情報やデータをもとに、ホスピタルアートに関連した写真、テレビ映像を交え、「医療とアート」についての将来の可能性、有効性、重要性を1時間弱説いた。

万城目純さんのプレゼンテーション

休憩を挟んだ2部では、医療関係の編集者としても活動して来たアーティストの万城目純さんが登場、取材で知り得た現実的な問題に加え、自らの介護経験をベースに医療現場でのアート全般の有効性を語り、午後8時、予定時間を30分オーバーして勉強会は無事終了。

記念撮影

その後、同じ会場で懇親会が行われ、残った参加者は午後9時過ぎまで、今後の課題や方向性について笑顔を含め真剣に語り合った。  勉強会は、継続の予定。  これからどの様な展開を見せるのか、注目して行きたい。

個展「東京に来た兎」を終えた宮島永太良にショートインタビュー!

1月31日(火)から2月5日(日)まで東京都新宿区大京町にあるアートコンプレックス・センター(アクト)で、2017年最初の個展「東京に来た兎」を開催した宮島永太良に、会期を振り返ってもらいました。

宮島永太良
 

宮島通信編集部(以後Q):今日はよろしくお願いします。最初の質問ですが、個展「東京に来た兎」の展示作品は何点ですか?
宮島永太良(以後A):1999年作「満月」、2006年作「勘違い」から、2017年最新作60号の「風回(ふうかい)」A、Bの2点と20号の「kido」、「airaku」2点を加え、合計22点を展示しました。  会期前からギャラリーの図面を元にレイアウトを考えていたので、私としては良い具合に展示できたと思います。  加えて、お客さんからも「落ち着く会場」の声があったのは良かった。

個展会場で 個展受付で

Q:展示作品の傾向は?
A:秋葉原のギャラリー、アートラボトーキョーで展示する作品にシュールなマルタ作品を加えた感じです。  ふたつの流れをあえて合わせて展示してみたら、思ったより違和感はなく共通点が見えました。  加えて、新作「風回」は、1999年の初個展に展示した作品のリメイクなので、私の中で過去と現在が交錯して、懐かしさと共に描きました。  また、「kido」、「airaku」も過去のオマージュです。

個展会場

Q:シュールなマルタ作品とは?
A:この作品は、普通では考えられない不思議なモノがある「アイデア商品」に、どこか似ているので、私は密かに「マルタのアイデア商品シリーズ」と名付けています。  「デジタル弁当」、「ひょっこりフローテイング」など、SF風宇宙食的な存在にマルタたちを登場させ、ユニークな未来の可能性を描き表しています。

アートコンプレックス・センター エンブレム アートコンプレックス・センター 外観

Q:確かに、これまでにあまり見られないマルタ作品でした。  ところで、アクトでの個展は初めてでしたが、いかがでしたか?
A:個展は初めてでした。でも、2009年にアクトで行われた「美学校40周年のOB展」、2015年には「ガーリー展」にも出品したので、私は地域も含めアクトと縁があり、1階には大きな会場、2階には、いつくかの部屋が展示会場になっていることは知っていました。  しかし、環境的にはミーツギャラリーのある銀座とは対極です。  共に東京の中心部ですが、アクトは住宅街の真ん中にあり、道を一本間違えると大変!  でも、来場するため、街に迷い込む感じが面白いとか、アクトに外国を感じるという声が聞かれたのは良かった(笑)。  とにかく魅力ある不思議空間です。

アートコンプレックス・センター 外観 アートコンプレックス・センター 案内板

Q:他に印象に残ったことはありますか?
A:1999年に私が初個展をしたギャラリー代々木に似た雰囲気があったのも嬉しかったです。  それに個人の作家というより、アクトそのものにファンが存在するのが垣間見え、ミーツギャラリーのプロデューサーとしては、とても勉強になりました。  また、今回は様子が分からなかったので、会場でのパーティーは控えていたのですが、周囲を見ていたら問題なさそうだし、別の部屋の作家さんやお客さんとも知り合えそうなので、次は必ずパーティーをしたいと思っています。

Q:では、またアクトで個展開催の意向ですか?
A:はい、その可能性大です(笑)。

今日はありがとうございました。

by Sekikobo

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