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Meets Gallery
◇ 宮島永太良、2015年から16年を語る!
2015年を振り返ってみると、新作がなかなか描けませんでしたが、これまで以上に充実した1年間を過ごせたと思います。 プロデュースを続けてきた春恒例のアートイベント「花まつり」は、私にとって記念すべき第12回を数え、参加アーティストも関西からの4名を含め過去最多の32名になりました。 会場も銀座 / ミーツギャラリーと横浜港大さん橋 / くじらのおなかギャラリーの2ヶ所。 横浜では、音楽関係を始め多くの方々のお力を得て、会期中の日曜日午後には、ジャズからクラッシックまで一般の来場者に向けて音楽ライブができたのも楽しくありがたかったです。
初夏、2012年の横浜 / 万国橋ギャラリー以来3年ぶりの個展「6月の卒業式」を銀座/ミーツギャラリーで開催。 そこでは、久しぶりに顔を見せてくれた友人知人にも会え、旧交をあたためることができました。 その際、展示作品について人それぞれの感想、ある作品についての両極端な評価等々、こちらが全く意図しなかった意見を皮膚感覚で知ることができたのは有意義でした。 また、敬愛する赤瀬川原平さんの著作にあった短時間で絵画鑑賞する方法を自の個展会場で思い出せたのも良い経験でした。 そして、初めてオークション形式で作品の販売を行い、入札用紙を見ると皆さまのあたたかい心に直に触れた気がしました。
残暑の9月、初めての「アーティスト交流会」を銀座 / トラットリアマルタで主催。 年齢性別国境を越えた多くの美術関係者が一同に集い、アートを通して新たな接点が生まれた一夜でした。 そして10月には「ミーツアートクラブ」を発足。 それを記念して11月に初めての「サンクスギビング展」を開催。 このグループ展もチャリティーがベースですが、参加アーティストを募集したら、アッという間に予定以上のメンバーが集まった時には、何にもかえがたい仲間を持った喜びを感じました。
そして2016年ですが、「ミーツアートクラブ」を軸に春は「花まつり」、秋は「サンクスギビング展」を行い、ミーツギャラリーにはサロンに加え、美術書を集めライブラリー的な意味合いを持たせられればと考えています。 加えて、個人的には秋に個展ができればなと現在思案中です(笑)。 みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。
宮島永太良
Meets Gallery
〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-18 デイム銀座ビル10F
TEL:03-6274-6633
関西アート便り 第4回
Casa La PAVONIで年末恒例イベント!
◇ 「カーサ・ラ・パボーニ」
先号ご紹介させていただき、12月26日まで大阪・堂島のカフェ&ギャラリー「Casa La PAVONI」で開催された年末恒例イベントに、34作家の作品が集いました。 油彩、アクリル、水彩、版画、クロッキーなど多彩な作品が、モダニズム漂う店内の雰囲気を盛り上げました。 会期中には阪神淡路大震災で倒壊した夙川パボーニになじみのあった野坂昭如氏が亡くなられ、ママが当時の野坂氏のエピソードを語るテレビ取材も放送されました。
☆カーサ・ラ・パボーニ
所在地:大阪市北区堂島1丁目3-19(前川ビル1F)
/fax:06-6345-7746
営業:土日祝休/月曜18:00〜24:00
火曜〜金曜11:00〜14:00 18:00〜24:00
◇「ART50」 50名を越える作家が一堂に♪
第1回となったART50イベントが、大阪・東心斎橋のギャラリーキャナル長堀で12月20日まで開催された。 予定枠を越えた作品が広いギャラリーに所狭しに展示され、両面路面に面していることもあり、連日賑わった。 作品はアクリル、水彩、色鉛筆、鉛筆等から禅tangle、ヘナアートといった絵画系から、鼈甲等アクセサリー類にいたるまで幅広いジャンルから出品された。 既に要望から、3月にはパートU。 6、9月、そして12月にはART100も開催が予定されている。
☆ギャラリーキャナル長堀
所在地:大阪市中央区東心斎橋1丁目11-14
пF06-6251-6198
(文・写真 服部憲明)