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初個展を開催した翁長夕貴さんと語る！ 後編
◇翁長夕貴（おながゆき）さんプロフィール
画家、モデル、女優。
1986年10月1日沖縄県生まれ、天秤座、O型。
翁長夕貴オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/yuki-asada/entry-12070616476.html ►
初個展『JIAI』を、2015年9月8日〜15日まで銀座のミーツギャラリーで開催した翁長夕貴さんが、個展会場で宮島永太良と語り合いました。
＊
宮島永太良（以後・Q）：私は絵を「立体」と考えているのですが、翁長さんの個展を拝見し、額に入れない絵を横から見ていたら凹凸があり、立体を強く感じました。
翁長夕貴さん（以後・A）：それは嬉しいです。
初個展だったので、とにかくできるだけ色んな作品を飾ってみました。
お陰さまで、ご来場いただいた方々それぞれの制作意図を超えた視点や視線に触れられたのは、有意義な体験で、「モノの見方がアート」とも考えてしまいました。
Q：他に初個展で印象深かったのはどんなことですか？
A：このギャラリー空間にずっといると、自分の作品にもかかわらずエネルギーを吸い取られる気がしました。
作品の持つ影響力って凄いですね。
Q：私、若い頃はグループ展に参加していたので、初個展は1999年でした。
その時、今回の翁長さんと同様「自作品が、どんどん自分に迫って来る感じ」を代々木の小さな画廊で受けました。
A：宮島さんも同じだったのですね。
でも、それらの作品が自分の頭の中から出てきたと思うと不思議な感覚だし、人の可能性ってよく分からなくって本当に面白いですね。
Q：まだ初個展の真最中ですが、また個展をしたいと考えていますか？
A：はい、既に二つ決まっています。
まず、最初は沖縄の浜比嘉島で9月9日にプレオープンし、この10月1日に本格オープンする私の個人ギャラリー「アトランティス」で展示をします。
やはり、今年は戦後70年にあたるので、それを念頭に制作した映像も含めて今回の作品を、故郷の皆さんにも見ていただきたいです。
もう一つもほぼ決まっていますが、これから話を詰めます。
Q：決まったら、教えてください。
しかし、出身地の沖縄でギャラリーは良いですね。
今年3月にも、現地沖縄のアーティストさんにお会いし取材をさせていただきました。
機会があれば、浜比嘉島へも行ってみたいです。
さっき地図で確認しましたが、沖縄市の東側になるのですね。
A：そうです。
うるま市になり、浜比嘉島へは長い橋を渡りますが、是非お越しください。
Q：那覇からどのくらいかかりますか？
A：車だと高速道路を使って2時間以内で着きますね。
島は子宝と女神様で有名な聖地。
もちろん四方を美しい海に囲まれています。
Q：これで、また沖縄へ行く楽しみが増えました（笑）。
A：私自身、その聖地でギャラリーをオープンできたのは凄いと自覚しています。
それに、アーティストって経済的に苦しいじゃないですか。
その辺りも考慮し、皆に有効利用してもらえる様にして、素晴らしい作品がいつも見られる空間になれば良いかなと考えています。
Q：沖縄って、他にそうしたアートに開放的なスペースはあるのですか？
私の経験から言うと、東京のギャラリーの様に独立してやっているのは、那覇に1軒あるだけ。
バーに併設されているのもありました。
A：詳しく調べた訳ではありませんが、そんなにあるとは思えません。
だからこそ、音楽ライブも含め、ギャラリーを自分なりにうまく展開して行きたいです。
Q：お聞きしていると、「ギャラリー・アトランティス」は、翁長さんにとってこれから重要な場所になりそうですね。
A：はい、「将来的に女性は女神に、男性は紳士になって欲しい」という私の願いを込め、作品制作やギャラリー運営を行っていければ、新たな展開が期待できるかもしれません。
でも、そのために、避けて通れない現実の問題を表現する意味で「女性の自慰」をテーマに横長の作品を描き、今回展示しました。
Q：現実の問題？ 作品の制作意図は？
A：友人のカウンセラーからも色々と聞いているのですが、レイプ、幼児虐待を含め、沖縄にも様々な性的問題が山積しています。
そうした負の現実から目を背けることなく、凝視することの重要さを絵に込めて制作しました。
何故、「女性の自慰」がテーマかと言えば、性的被害者は自慰をすることで自分自身と向き合い一体化して辛い体験を克服する一面があると聞きたからです。
こうした悲しい現実を踏まえ、乗り越え、皆で良い方に覚醒できればと思っています。
Q：翁長さんの意図を一度に理解するのは大変ですが、真摯に受け止めないといけないテーマですね。
さて、最後の質問です。重複するかもしれませんが、初個展はいかがでしたか？
A：凄くワクワクしました。
最初はあまり自信がなかったけれど、実際に個展が始まったら、やってみたいことが増えたし、見に来ていただいた皆さんのお陰で、もっともっと自分を解放して良いんだなと思い至りました。
今は、感謝でいっぱいです。
ありがとうございました！
おわり
「政岡玄ちゃんの音楽便り」第4回
みなさん、お元気ですか？
11月第2週、おばあちゃんが天国へと旅立ちました。
自由に生きた人だと思います。
おじいちゃんが世界一好きで、目が見えないのにボクに耳打ちをして病院からの脱走を計ろうとした事、運動会では派手で声が大きく恥ずかしかった事、世界中旅をして、ボクも学生時代2度誘われ、断わった事、今思えば後悔。還暦にはピンクのドレスでビックリ仰天。
無双ヒロコおばあちゃん、園遊会に3回招待され、美智子様に2度お声かけていただいた事、色々な出来事がボクの頭の中を駆け巡っています。
目が見えなくなり、自分も目をつむると何も出来ない事への怖さと虚しさから、元気になってもらうためと、インスパイアされた唄「君を 見つめて」、これをアレンジしてレコーディングし直さないとね。 そして、音楽での収益の一部を盲導犬協会へと寄付させていただくかきっかけにもなりました。
お見舞いに行くといつも歌ってくれと言いながら、自分が歌いだす事、目が見えないのに13年間もなんだか元気に過ごしていた様に見えていたけど、見えなくなった時は、どうして生きていけば良いかと言っていたそうで…
おじいちゃんの時も一緒だけど、ボクが岡山に戻って来たと言ったとたん、まともに喋り出し、色々話してくれたけど、次会った時には、進行が早くなり、まるで待っていたかの様に順番に天国へ行かれた気にもなります。 これからは婚約していた相手を断り、戦場からの手紙を貰って結婚をした世界一のおじいちゃんと仲良く暮らして下さい。;
それに、ボクが手を合わせたり、空を見上げたり、歌ったりする時にはいつでも会えるでしょう。
人生色々ですが、出来るだけ楽しみたいものです。
予定しているレコーディングにも改めて想いを込めながら、歌っていきます。
Love & Peace (^_^)v
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