Eitaroh Miyajima

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Story : 詩と作品

Cheek to Cheek

「まるで天国。心がドキドキ！
話もできないくらい興奮している。
頬寄せながら踊っていると、
探し求めていた幸せが見つかった気がする」


昔、こんな詞を書いた人がいた。
頬と頬を寄せただけで、
こんな幸せな気持ちになれるなんて。


好きと 伝えるのは難しい。言葉で言っても難しい。
言葉は嘘が言えるから。
握手をするのは良いことですが、
好きでもない人とも握手できてしまう。
握手で嘘もつけるから。


でも、本当に好きではない人に、頬は寄せられない。
好きな人にしか寄せられない。
そして今、大好きなものたちとともに、
踊らずにはいられなくなる。