中国の有力雑誌メディア4誌が宮島永太良と日本伝統工芸を熱烈取材！
くすんだ梅雨空を吹き飛ばすかの様に7月7日から1週間、中国の有力雑誌メディア「羅博報告（Robb report lifestyle）」、「時尚時間（Trends time）」、「法航雑誌」、「科学消費（TYLOO）」4誌、7名の中国人編集スタッフが来日。
日本人スタッフと共に9月に上海オペラハウス画廊でのチャリティー個展を控えた美術作家/宮島永太良と技術の粋を集めた「江戸切子」、「根付」、「浮世絵」等の伝統工芸に関した人、場所合わせて約10件の取材を首都圏中心に敢行。
来日初日には銀座ピローズギャラリーで宮島永太良インタビューが行われ、翌日から本格的な日本伝統工芸の取材が始まった。4誌による合同取材と日本文化への関心も高いこともあり、中国側からは後継者問題、制作期間、価格等の真面目で鋭い質問が飛び交った。
また、取材される側は現在日本で花開いている技術の多くが中国から伝承されているため、礼をもってその事実を伝えてからインタビューを受けるので、何処の現場も終始心地良い緊張感と笑顔を伴う取材が進んだ。
その中で中国人スタッフが最も関心を示したのが、川口市の斎藤美洲さんらが取り組んでいる「根付」を取材したとき。職人それぞれが持つ技の違い、多種多様さ驚き、目を見張っていた。日本の技術を垣間見た瞬間だったのだろう。 あの目の輝きが各誌の記事にどう反映させるのか今から楽しみだ。
by Sekikobo