TOPReportage : イベント報告

アートコンプレックスセンターでの「宮島永太良個展」終了!

初夏を感じる5月21日(火)〜5月26日(日)まで、「宮島永太良個展」が東京都新宿区大京町にあるアートコンプレックスセンター(ACT)で開催され、こちらでの個展は3年連続の開催になった。

設置風景

前回も「落ち着く」と好評だった会場内に、今回は新作7点に旧作を混じえた全28作品を展示。いつも明るい印象の宮島作品だが、作品オークションもあり、今年はさらに楽しげな雰囲気がパワーアップ。より居心地良い空間を演出していた。

宮島永太良・Jにて

また新作7点は、これまでとは一味違う宮島ワールドを表現、中でも写真家シンバラ氏から影響を受け描いた「香り」は、独特の世界観を醸し出し、次へのステップを感じさせる魅力的な小品だった。個展会場によって、展示される作品の印象は随分変わる。また、来年もACTでの「宮島永太良個展」を見たくなった。

展示・演奏風景

第42回「あらたま展」無事終了!

 

第42回「あらたま展」が、新緑が美しい小田原市栄町にある飛鳥画廊で5月16日(水)〜21日(月)まで開催された。

現地を訪れる宮島永太良

「あらたま会」とは、かつて小田原市新玉町(現在の栄町)にあった絵好きの人々が集う喫茶店「かまくら」で結成され、1977年に第1回目の展覧会を行なった絵画グループ。 ジャンルは油彩、水彩、日本画、書、切り絵、コラージュ、立体まで様々。老若男女で構成され、メンバーは小田原、大磯、茅ヶ崎、鎌倉等の神奈川県内だけでなく、東京、長野、大阪まで及び、師弟関係もなく、職業や年齢も色々で自由な雰囲気なグループだ。 今年も持ち味をそのまま表現、明るい雰囲気を醸し出す展示作品は絵画を主に30点を超え、画廊内に心地良い時空間を創出、来場者を喜ばせていた。

「真鶴アート提灯」

今回は第1回からメンバーの清原太郎さんと加藤恭夫さんに木下泰徳さん、篠裕子さん、住谷重光さん、住谷美知江さん、立花佳子さん、長南康子さん、古木節子さん、古屋隆士さん、宮島永太良ら11名が出品、それぞれの個性があたたかい空気感を醸し出していた。

竹林にかかる提灯

 *写真提供:「あらたま会」

2000年から参加している宮島永太良は、新作「特別の日」と「ちょっと待って」2作の間違い探しを展示。ふるさと小田原に微笑ましい初夏の風を届けていた。

夕闇のなかの提灯
 
by Sekikobo
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