新宿「J」での宮島永太良個展、無事終了!
2019年3月1日(金)から30日(土)まで、宮島永太良の今年の初個展が新宿5丁目にある老舗ジャズ・ライブハウス“JAZZ SPOT J”で開催された。
テーマは「JAZZなKANJI」、内容的には中国の「千字文」からイメージした
四文字熟語の漢字を作品化した新旧作を展示。Jでの個展開催は今回で連続6年。
個展終了後、宮島に感想を聴くと、「千字文は日本ではあまり知られていませんが、私は幼い頃、祖父から教えてもらいました。
それを作品化し、Jで展示できたのは嬉しかったし、自分的にはタイトル“JAZZなKANJI”の
イメージを表現できたと思います(笑)。また、興味を持ってくれた人もいたのでこれまでと
は違う手応えがありました」と言って笑った。
なお、千字文作品は5月下旬、ACTで開催される「宮島永太良個展」で展示予定です。
宮島永太良、「真鶴アート提灯」に参加♪
神奈川県の西に位置する真鶴町では、3月9日(土)から24日(日)までの16日間、
町を舞台にしたユニークなアートプロジェクト「真鶴まちなーれ2019」が開催された。
そして、3月21日(祝・木)から4月8日(月)まで、荒井城址公園で行われた
「しだれ桜の宴」に合わせた「真鶴アート提灯」が行われ、宮島永太良も参加した。
これは、100名の作者それぞれが2つの提灯に作品を描き、それを公園内の奥にある竹林に飾るアートイベントで、馴染みのある岡本真実さん、田中いずみさん、刀根千賀子さん、やまゆりのさんらも参加した。
初日の21日午後、小雨の中を編集部は宮島永太良と共に現地を訪れ、200個の提灯が下がった独特の雰囲気に包まれた竹林を巡った。だが、提灯だけに灯が入った夜も見たいと、4月6日(土)夕刻に編集部は再訪。薄暗くなり始め、提灯が揺れる竹林を歩くと、何やら現実離れした不思議な感覚、これが提灯の持つ独特の力なのかもしれない。
「生まれ育った小田原を始め、真鶴や湯河原など近郊は何かしら縁があり、ふるさと同然の地なので何処を訪ねても愛着があります。だから、今回は真鶴を応援したい気持ちが強かったので、あえて地元とは関係なく自主的に真鶴観光のPRを目的に提灯を描きました(笑)。お陰で城址公園の存在も初めて知ることができました。来年以降、この様なイベントがあったら、是非参加したいです」と言って楽しそうに微笑んだ。また、真鶴でユニークな宮島永太良作品を見られるかもしれない…
16年目の「花まつり」をフォトレポート!
宮島永太良が最初からプロデュースいる「チャリティーアートの祭典〜花まつりvol.16」が、4月13日(土)にミーツギャラリー(東京都中央区銀座)で開催された。これまで会期は、約1週間だったが、「健康とアートを結ぶ会」に主催が変わった今回は初めて1日だけ催された。加えて例年とは違い会場に展示されたのは、出展者の絵画や工芸等の作品ではなく、宮島と親交が深い写真家Shimbara氏のA3作品16枚だった。
そこで編集部ではユニークな試み、初めての1日開催の「花まつり」を時系列で写真ルポした。
最初のイベントは、11:00~13:00までアニメーション「やさしさ便り」を上映。日常的な視点で
捉えたアニメは、お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」の会場にピッタリだった。
13:00~15:00までは、ミーツギャラリーでは通算3度目になる「チャリテー茶会」。レゾルカの
チーズケーキを楽しみながら行われた茶会は堅苦しさとは縁遠く終始リラックスムード。また、会を重ねる毎にユニークなギャラリー内での茶会は板に付いてきて、これからアートとして、より期待が持てる存在になった。
茶会後の16:00~17:00までは、元アナウンサーの深澤典子さんによる「花まつり朗読」。
朗読内容は、深澤さんの極私的体験談から、最後はヨガのパフォーマンスをしながら
「ポケット観音さま」の中の「蓮の花」まで全3話、常に情感を込めながら聴衆に語りかけていた。
最後は、16年連続参加しているホワイトダイスの万城目純さん仕込みによる東城真己さんの茶運び
人形パフォーマンスと現在ミュンヘンから来日中の演出家の佐藤音音さんをゲストに、彼女を神田川の桜と共に撮影した斬新な映像を上映した。今回、万城目さんのダンスがなかったのは残念だったが、
間違いなく彼のイメージは会場内を舞っていた。
僅か1日の「花まつり」だったが、充実した各イベントのお陰で時間は瞬く間に過ぎた。いつもの
ほどの来場者はなかったが、SNSで開催を知った若いマルタファンたちも訪れ、今回、これまでと違う
風が吹いたのは間違いない。来年以降、「花まつり」がどう進化して行くのか、楽しみが増えた!
by Sekikobo