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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎回、親しい視線と言葉で宮島の実像に迫ります。

今号は、新春特別企画、『山口晶代モデル画展』探訪♪

山口晶代さん

 以前、このコーナーにも登場してくれた舞台女優で美術モデルの山口晶代さんが、2010年12月15日(水)〜19日(日)までの5日間、新装オープンしたJトリップアートギャラリーで画期的な『山口晶代モデル画展』を開催。

山口晶代さん2

真新しい白い壁面を飾ったのは、特別出品の宮木薫(国画会会員)さんを始め、尾立晋祥、門島つね雄、鍋谷建雄、柳誠一、青木萌さんら計6名の山口さんをモデルに描いた作品を中心に合計30点。

山口晶代さんによるひとり語り

 ユニークな展覧会に加えて、山口さん自身によるひとり語り『しだれ桜』(作 瀬戸内寂聴)の公演が18日(土)の昼夜、19日(日)には和服のモデルデッサン会が行われ、両日共に好評を博した。

 

◇今回の催しについて、全日程を終えた山口晶代さんに聞いた。

Q(編集部):何時からこのイベントを考えていましたか? また、このような企画を他で見たことがありますか?
A(山口晶代さん):
2010年9月18日、Jトリップアートアートギャラリーに政岡玄さんのライブに来たとき、ギャラリーのスタッフと話しているうちに決まりました。 私が、ふと思いついた企画で他では見たことがありません。

山口晶代モデル画展会場

Q:どんな目的で?
A:舞台女優で美術モデルのお仕事をしているので美術界の方々と演者として、共演したかったからです。
Q:宮木薫さんをはじめ、6名の画家がご自身をモデルとして描いた作品30点と一堂に会して、どんな感想を持ちましたか?

A:それぞれの作者の思いが絵から伝わって来て胸がいっぱいでした。

山口晶代さんをモデルに

Q:その環境で『一人語り』の舞台を踏んだ感想は?
A:今後、舞台女優として前向きに進んで行くことを考えると反省点はたくさんありますが、出品者の皆様、お手伝いくださった方々、ギャラリーのスタッフ、そしてお客様の暖かい応援を心に感じ、今の私にできる精一杯の事をさせていただけたのだと思い、今は感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
Q:何故、ひとり語りは『しだれ桜』を選んだのですか?

手鏡

A:これまでいくつかの小説を覚え『語り』として公演して来ましたが、『しだれ桜』は初めて覚えた作品。それで、初心を思い出してやりたいと思いました。

Q:舞台に上がる前と後の感想をお願いします。
A:前は緊張、後は安堵感でいっぱいでした(笑)。

山口晶代さんモデルデッサン会

Q:『モデルデッサン会』の感想もお願いします。
A:自分で考えたとはいえ、辛いポーズで筋肉痛になりましたが、参加された方々が綺麗に描いてくださったので嬉しかったです。
Q:5日間の会期を終えた感想と将来、また同様の企画を試みたいですか?
A:一言では言えませんが、関わってくださった皆様に心から『ありがとう♪』と、言いたいです。今回の様な企画については、これからも前向きに検討して行きたいと思います。

山口晶代さん    山口晶代さんと作品 

お疲れのところ、ありがとうございました。次の舞台も期待しています。

by Sekikobo
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