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2010年1月、銀座『泰明画廊』で今年初の個展開催♪

銀座『泰明画廊』個展

宮島 永太良 展 
 〜 異世界への扉 〜が、2010年1月9日(土)~16日(土)の8日間、東京都中央区銀座7丁目の泰明画廊B1で開催された。
 展示作品は、F6号『おおぞらの川』からF50号『MIRACLE SOUND』までの13点。 既存の7作品に加え、今春、海外で初めて宮島の個展が開催される中国をイメージしたアクリル20号の『遠望』をはじめ、地球環境や音楽等をテーマにした新作6作品も展示。 独自の『宮島ワールド』を銀座の老舗画廊で展開、新たな層にアプローチを試みた。

個展終了後

 個展終了後、 「これまで、僕の作品はコンテンポラリーアートとして括られ、発表時もそれに即して実験的な展示を数々行ってきました。 しかし、今回は2008年・東京會舘での展覧会を泰明さんにプロデュースをしていただいたのがご縁で、今年の初個展を初めて泰明画廊で開催。 その結果、オーソドックスな展示で、今までとは違う層の方々に作品を見ていただけたことは大きな収穫でした。

個展『泰明画廊』内部

 また、個人的にも、この4月上海で開く海外初個展の前哨戦として臨み、自分なりの手応えは感じました」と、宮島永太良は静かに語った。  常に問題意識を抱き作品発表、独自テーマを世に問うアーチスト宮島永太良が、新たな異世界への扉を開いた…

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プログラムの表紙を描いて3年♪

コンサートプログラムの表紙とロビー風景

小児がん征圧キャンペーン、『生きる』 〜2010若い命を支えるコンサート〜 が、(主催=毎日新聞社/クラシック・ヨコハマ推進委員会/横浜市)2010年1月23日に横浜みなとみらいホールでバイオリニストの前橋汀子さん、辻彩奈さん、ピアニストの辻井伸行さんらを迎え、開催された。
 
宮島永太良は3年連続でプログラムの表紙を描きコンサートを支援。
 今年は多くの来場者で例年以上の盛り上がりを見せた。
 人々が行き交うロビーには、表紙になったF20号の作品に加え、触ることでアートを感じてもらう立体作品、表紙のイメージから生まれた宮島自作の詩が2分間聞けるテープレコーダーも置かれた。

辻彩奈さん、辻井伸行さんと

 視覚障害者にも自分の作品に触れ、感じてもらいたいと言う新たな表現方法への挑戦だ。  「僕は学生時代から視覚、聴覚障害の友人と付き合い、ボランティアでも車椅子の方々と接してきました。 だから、障害者に自分自身の思いを伝える表現方法をこれまでも色々と模索。  今回はロビーで新たな表現伝達に挑みましたが、予想以上に興味を示したくれた方々がいて励みになりました。

横浜の黄昏

 また、コンサートでは前橋さん、辻井さんの演奏は本当に素晴らしかった。  そのうえ、最初に辻彩奈さんが奏でた『サン・サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28』は私の大好きな曲、透明感が良かった〜」と、宮島は当日を振り返った。
絵の表現がベースの宮島だが、表現領域はそこに留まることなく模索、増殖…




横浜の黄昏 ►

作品『生きる』が横浜医療センターに寄贈♪♪

横浜医療センターへ向う宮島

今冬、横浜みなとみらいホールで開催された『生きる』 〜2010若い命を支えるコンサート〜 プログラムのために制作された宮島永太良の作品が横浜医療センターに寄贈された。

風もなく、穏やかな青空が広がる3月12日の午前11時。 横浜市戸塚区にある総合病院横浜医療センターへ

横浜医療センター



宮島永太良から横浜市を介して、〜2010若い命を支えるコンサート〜のプログラム用に描いたF20号の作品『生きる』が寄贈された。 横浜医療センターは、今年4月の新病院のオープンを控え、過渡期のために現時点での展示場所は未定。

横浜医療センター高橋俊毅院長と


だが、「新たな小児科病棟も候補のひとつ」と、高橋俊毅院長は笑顔で宮島に伝えた。
「絵を病院に展示してもどう役立つのかはわかりません。 しかし、コンサート会場を始め、病気を克服した子どもたちに会う機会があります。
そのとき、困難を乗り越えた清々しい表情を見ていると、こちらにも元気が伝わって来ます。 きっと彼らは素晴らしいエネルギーを発しているのでしょうね(笑)。 

それと同じ様にこの絵を見て、少しだけで良いから『生きる』を感じてもらえたら、制作者としては何よりの喜びです」と、感謝状を手にしながら宮島永太良は優しく語った。

作品『生きる』と記念写真

制作に約一ヶ月を要した労作は、終の住処を見つけた。

by Sekikobo
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