宮島永太良と「マルタの冒険」展
2023年1月10日(火)から16日(月)まで、横浜のクィーンモール2Fにある「みなとみらいギャラリーC」で、- 宮島永太良と「マルタの冒険」展 - が開催された。2023年、宮島の初個展会場は通路に面し明るく入りやすいので、古くからの友人知人に加え、道行く人が吸い込まれる様に入って行く姿も見られた。
今回の展示作品は、ギャラリーに隣接する横浜みなとみらい大ホールで1月15日(日)にも催された「生きる?若い命を支えるコンサート〜」のポスターやパンフレットのために宮島が描いたマルタ作品2023年用最新作と、これまでの「みんなの演奏会」と「光の演奏会」12年間の作品に加え、「マルタのデジタル弁当」「夢さがしの旅」など20数点が並び、来場した多くの老若男女の微笑みを誘っていた。
「マルタ作品を初めて発表したのは2010年秋でした。だから、こうして年代順に並べて観て行くと、最初の頃と今ではマルタの耳がちょっと違うのが分かったりして、自分でも興味深かったですね。また、みなとみらいには年一のペースで長年コンサート『生きる』が行われている大ホールがあり、私にとっては思い入れのある場所。そこで『生きる?2023New Year 若い命を支えるコンサート〜』と同じタイミングで個展をできたのは、とても嬉しかったです。できれば、来年も同様にしたいですね」と言って、宮島永太良は微笑んだ。
“生きる〜2023 New Year 若い命を支えるコンサート〜”無事終了♪
2023年1月15日(日)15時、「生きる〜2023 New Year 若い命を支えるコンサート〜」が、横浜みなとみらいホール大ホールで開催された。2008年から毎年素晴らしい音楽家たちが病気の子どもたちを激励し続けるこのコンサートでは「小児がん征圧キャンペーン」の一環として、宮島永太良がポスターやプログラムの表紙に作品を提供。宮島が描いたテーマ作品「光の演奏会〜平和の光〜」の原画は会場ホワイエに展示された。
前半は、第76回全日本学生音楽コンクール全国大会ピアノ部門中学校の部1位 深津天馬さんによる「ラフマニノフ：楽興の時 作品16番から 第2番 変ホ短調(1940年版)、第3番 ロ短調、第4番 ホ短調」の独奏からスタート。表現力豊かなピアノの音色がホールに力強く広がり、たった一人で聴衆を唸らせた。
続いて、曽我大介さん指揮による神奈川フィルハーモニー管弦楽団、国内若手アーティストの中でも注目の実力者、山根一仁さんのバイオリンによる「モーツァルト：バイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218」。題の通りバイオリンの掛け合いが魅力的な楽曲で時間を忘れさせる華やかな演奏であった。アンコールの「バッハ パルティータ2番 アルマンド」もしっとりとした繊細な音色がなんとも心地よかった。
休憩を挟んだ後半では、管弦楽団に第76回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門高校の部1位岡本梨奈さん、チェロ部門高校の部1位藤原寛太さん、チェロ部門大学の部1位松本颯春さんが加わり、若手実力派ピアニスト務川慧悟さんが「ラフマニノフ：ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」を圧巻の演奏。アンコールはシューマンのユーゲントアルバム(子どものためのアルバム）から「第30番 無題」を選曲。子どもたちへの熱くやさしい想いがこもった演奏に、会場内の聴衆からはスタンディングオベーションが送られ、2時間半に及ぶプログラムは無事終了した。
「生きる」の公式キャラクターであるマルタは、今回も司会進行の大役を担いステージ上で出演者へのインタビュー等で大活躍。またホワイエでは、これまでの「生きるコンサート」のテーマ作品をポストカードなどにて販売。来場者の好評を博した。売上は小児がん征圧募金に寄付される。
宮島永太良、アートバースデーイベントに参加 ♪
フランスのフルクサス、ロベルト・フィリオが「アートの誕生日」を提唱してから60年が経ちました。現在、このイベントは1月17日に全世界をネットし、日本ではArt Lab Tokyoが参加。宮島永太良は、今年もマスクカラオケで登場です。
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宮島永太良が、自作の絵と物語を紹介する「妙な絵物語」、自作のキャラクター・マルタとともに昔懐かしいときめくものを今に伝える「マルタと歩く昭和な令和」、つれづれなる旅のレポート「つれTAKEロード」、3テーマのブログをアメーバブログで、その都度発信しています。是非ご覧ください。
