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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「シモン ミラニモポの美的考察」第6回 展覧会後の気持ち

◇シモン ミラニモポ さん プロフィール
アーティスト
1960年:熊本県熊本市生まれ
1983年:和光大学人文学部芸術学科卒業
Meets Art Clubメンバー
現在、横浜在住
☆主な活動歴
1988年:銀座ギャラリー・オカベで初個展 
*以後、個展、グループ展多数参加 
1998年:新潟県(株)福田組「感動創造美術展」で優秀賞を受賞
2021年:マールツァイト(赤坂)東京、神奈川4ヶ所で個展開催
2022年:「健康をめざすアート展T」「健康をめざすアート展U」に出展
2022年:第29回「ラポール美術展」に出展
*ラポール美術展出展作品展示予定
2022年12月1日(木)〜9日(金):横浜市役所チャレンジドweekフェス in Yokohama 2022

 

「ラポール美術展」と「健康をめざすアート展」を終えて…

シモン ミラニモポ さん

今回は、今年初めて出展した「ラポール美術展」と「健康をめざすアート展」を終えた現在の心境を語ります。この2つの展覧会は、これまでとちょっと違う縁で参加することになりました。まず横浜で開催された「ラポール美術展」は、障がいを持った方々が制作した絵画、書、写真や立体作品等を発表する展覧会です。この美術展を知ったのは、今年1月に私がパステル画を習っていた先生からDMを貰ったのがきっかけ。興味を惹かれたので展覧会へ行くため、横浜ラポールに問い合わせをした時、親切に対応してくれた係りの方と、運よく会場でお会いすることができ、その方に出展を強く勧められたので今秋の第29回公募展に応募。そうしたら、会場での1週間の展示だけでなく、会期終了後も2023年春まで横浜駅や市役所等を巡回展示するために自作品が選ばれ、私自身も驚きました。こんなことってあるんですね。

シモン ミラニモポ さん

そして、5月と10月には、宮ちゃん(=宮島永太良)の財団「健康とアートを結ぶ会」が初めて主催した「健康をめざすアート展」に出展できたのも有意義で楽しかった。何故なら日頃から、どこかで私は「人の為になりたい」と考えながら作品制作したり、若い障がい者アーティストの支援をしているので、その意が長年の画友でもある宮ちゃんの考えと良いタイミングでリンクした気がしたからです。また、実際に「健康をめざすアート展」で作品展示をする時も、こちらの目の具合を理解してくれているスタッフのお陰で、カタチは一般的なグループ展なのに自然の流れで展示作業がスムーズに終えることができました。こうした障がい者に対しての心配りって、普通にありそうだけど現実的には私自身があまり経験していなかったので、とても嬉しかったです。

シモン ミラニモポ さん

だから、トータルで考えると、「ラポール美術展」と「健康をめざすアート展」どちらもこれまで私が出展していたグループ展とは一味違うのが良かった。というのも、昨年ぐらいまで、まだ私は精神的には健常者の枠の中で考え行動していたのだと思う。だけど、今年になってから、その枠を飛び出し、自分自身の障がいを認めたうえで制作活動をするようにしたら、それまでの変な呪縛がスッと解け、自由に動けるようになったのです。そうすると、不思議なことに私の制作に協力してくれる方々との出会いもあり、自分の夢であるニューヨークへの道が開けた気がします。そして今は、来年の日本財団の公募展に熱い思いを込めて194cm × 114cmの大作を描き、応募しようと着々と準備を進めている私がいるのです(笑)。

*取材日:2022年11月14日

 

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第88回


みなさん、お元気ですか? 今月もボクの近況をお伝えします!

◇玄NEWS
《水辺ミュージシャン☆政岡玄》世界243ヵ国へMusic 配信始まりました。
で、水辺MUSIC 第3弾【MIZUBE III 】の3曲紹介♪
@《水辺の流れ》
映画「津山城下町〜文太がゆく〜 《水辺ミュージシャン☆政岡玄》出演!
地元“衆楽園をモネの池に大作戦”あわせて歌ってます♪
水辺ミュージシャンになり、横浜のみんなと水辺の清掃活動している時に芽生えた歌。
これを聴いてくれた人が、水辺をキレイにしていこうと思ってもらえれば嬉しいです。
A《小豆島に生まれて》
何度か旅で小豆島に出かけ、海と山に自然の壮大さに感動、是非みなさんに小豆島へ遊びに来ていただきたい思いを込めて作りました。「瀬戸の花嫁」もイメージしています。
B《だんだん》
「だんだん」は、愛媛方言で「ありがとう」という意味もあるし、水都大阪の「川の駅はちけんや」にある「だんだん8」の大階段にもかけて作りました。水辺ソング決定です♪
【政岡玄☆世界243ヶ国配信♪】
☆こちらからも、各音楽サイトへアクセス出来ます♪
http://masagen.amebaownd.com/pages/1246468/blog

政岡玄ちゃんの音楽便り

◇水都大阪「Hi ship! project船で行く!水辺の見どころ巡り 」- 水の回廊周遊ツアー -
先日、大阪の川を巡ってきました。川は東横堀川(β本町橋)、道頓堀川、木津川(大正タグボート)、中之島を挟んで、土佐堀川と堂島川。四角形の水の回廊は、川によって見どころが違うので、一回で色々美味しかったです。
「大阪市内を『ロ』の字に流れる川の周辺は『水の回廊』と呼ばれ、水都大阪2009を契機に河川事業がすすみました。近年はにぎわい施設が次々と誕生し、HOTなエリアとして注目を集めています。官民あげて取り組む水都大阪の『今』を感じてください」。
まずは天満橋がある大川「川の駅はちけんや」から出航、土佐堀川&堂島川と川床テラスは、水辺を眺めながら解放的でオシャレですね。中之島を挟んで、大阪の歴史的な建物の景観が落ち着いて気分良くなりました。船の中から外のみんなへ「Hi Ship!」と手を振り幸せ空間を作りあげています。

政岡玄ちゃんの音楽便り

木津川の途中の安治川には「大阪中央卸売市場」があり、江戸時代に幕命を受けた上方から江戸へ向けての海運の航路を東廻り、西廻り、北廻りなどを作り上げた「河村瑞賢(ずいけん)」が治水対策として、当時蛇行する淀川下流の九条島(くじょうじま)を開削してつくった人工河川。開削以来治水のみならず水運にも寄与し、商都浪華(なにわ)の繁栄をもたらしたとか。
そして、尻無川から「大阪ドーム岩崎港」で下船し、2020年オープンした「大正タグボート」へ。昭和と今の魅力に音楽が溢れているのがとても気に入りました。で、言葉では表現しにくいけれど、懐かしいけど、新しくて親しみやすく、絶妙なバランスと空間と音楽に下町っぽい建築技術のイイとこどりのセンス、安治川の水運の歴史にも大阪経済人の生々しい努力と知恵を感じました。

政岡玄ちゃんの音楽便り

道頓堀川。 まずは道頓堀水門、潮位をあわせるのがまた面白い。そして大阪繁華街のにぎわいが凄いですね。とんぼりウォークと距離感が近いので、親しみやすく感じたし、道頓さんという浪速商人が人口でつくった川ということも、商人の力強さを感じました。
浪速三大橋、天満橋の今と江戸時代のなにわの水辺百景がARによるコラボ。「天満ばし風景」昔と今が融合した水辺の景色。
ホンマに凄いですね〜 水都ですねぇ〜
水都大阪の水の回廊は、東横堀川は水門で水害を守るだけでなく、mbr特殊な水を入れて川を 綺麗にしているとか。2021年には「β本町橋」が新しく出来て、さまざまな水辺の遊び場に優しい空間なりましたよ〜


Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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