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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「ミラニモポ シモンの美的考察」第4回

◇ミラニモポ シモンさん プロフィール
アーティスト
1960年:熊本県熊本市生まれ
1983年:和光大学人文学部芸術学科卒業
Meets Art Clubメンバー
現在、横浜在住
☆主な活動歴
1988年:銀座ギャラリー・オカベで初個展 
*以後、個展、グループ展多数参加 
1998年:新潟県(株)福田組「感動創造美術展」で優秀賞を受賞
2021年:マールツァイト(赤坂)東京、神奈川4ヶ所で個展開催
2022年:花まつり特別企画「健康をめざすアート展」に出展

 

「医療とアートの学校」でミラニモポ シモンさんが語ったこと

ミラニモポ シモンさん

私の視界は5年前から緑内障の影響で大きく変化、今は正面はボーッとしか見えず、周囲も部分的にしか見えません。だから、普通に見えなくなった時は、かなり落ち込みました。その後、友人知人のサポートもあり、元々抽象を描いていたので、なんとか作品制作もできるようになりました。ただ、今だから言えますが、自分がこうなるまで「健康とアート」を繋げて考えることは全くありませんでした。そして、障がいを持つ身になり必然的に「健康とアート」について考えるようになり、この5月に催された「健康をめざすアート展」に誘われたのは、私にとって本当にタイムリーでした。

ミラニモポ シモンさん

ただ、アートの歴史を振り返ってみると、フランスのユトリロは精神を病み、ある種の障がいを持っていたし、彼の友人のモディリアーニもアルコール依存症でした。加えて、現代に目を移しても、世界的に知られる日本人アーティストが心の闇をはらうために作品制作に情熱を傾けているのが、検索すれば分かるし、私自身も落ち込んだ心を奮い立たせるのに役立ったのがアートだったとも言えます。そうした障がいを持ったアーティストにNHKも注目、5分番組「no art, no life」を2019年からEテレで放映を始め、今も続いています。また、2020年7月下旬から9月上旬まで東京藝術大学大学美術館で、特別展「あるがままのアート - 人知れず表現し続ける者たち - 」を開催、障がいのあるアーティストの作品展示をし、注目を集めました。こうした状況を考えると、オリンピック同様、参加者の障がいに関係なくひとつのスポーツイベントとして存在し、多くの人々から観られる最近のパラリンピックの在り方に似ている気がします。いつの日か障がいを持った人のアートも整った環境で発表できるパラリンピックのようにメジャーになって欲しいと心から願っています。

ミラニモポ シモンさんの作品

最後に私自身の制作の話です。「健康をめざすアート展」には「瞑想(メディテーション)」と言う題の抽象画を出展しました。この意味ですが、目が見えないことはカタチの世界が見えないので、どうしてもウチに中に向かわざるをえません。題名自体、さほど問題ではありませんが、現実のカタチが追えなくなったことで、絵を描いている行為そのものが無心になれる「瞑想」に近いと私自身が感じています。まぁ、これを修行捉え、今後は、それに邁進するしかないなと考えています(笑)。

*今回は、6月11日(土)にパシフィコ横浜会議センターで開催された「第13回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」の一環イベント「医療とアートの学校」で、ミラニモポ シモンさんが、約10分間、口頭発表した内容に加筆して構成しました。

 

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第83回


みなさん、お元気ですか?
7月7日午後7:07 全国一斉“水辺で乾杯” 今年もやります。
そして、《水辺ミュージシャン☆政岡玄》
第2弾【MIZUBE U 】 EP 新たに世界配信が決まりました。
【MIZUBE U 】《水辺で乾杯》
新しく音源をアコギSolo入れたり、アコースティックな楽しく癒される歌の仕上がりになりましたよ??
《時の扉》東京オリンピックで勇気をもらい世界平和を祈った歌。
《sea》海の夕焼けノスタルジーな歌。
みんなの笑顔で楽しく乾杯して生きたいモノです♪

政岡玄ちゃんの音楽便り


それから、それから、驚きの発表ですが、6/9Rockの日に、はじめての某映画撮影をして来ました。
役は、なんと《水辺ミュージシャン・政岡玄》??
ご当地映画の巨匠【市川 徹】監督が、ガンを患われて一線を退かれてからの、記念すべき復帰第一作目となる今作で、通算で91作目と、まさしく巨匠でございます。

政岡玄ちゃんの音楽便り


映画タイトル【津山城下町〜文太がゆく〜】
文太一座がゆく、コメディー映画だそうです。
吉本興業の間寛平さんも出演、主役のシベリア文太さんとの師弟関係もなんだか素敵。
ご当地映画というだけあって、なんと市長も出演だそうで、とても楽しいく人情味のある映画になるのではと楽しみにしております。
水辺を音楽を通して、みなさんと綺麗にしていきたいメッセージを歌に込めました。
地元観光PRもかねた作品で、横浜、大阪、東京にもご縁がありと、また詳細もお知らせさせていただきますね。共演した消防団仲間のきょうへいちゃんとも新たな絆が生まれました。衆楽園も、モネの池のように綺麗になると良いですね。
(☆みなさんのボランティア清掃活動から、今は大阪湾を綺麗にし、津山で開発されたバクチャーがまかれております。)
また、撮影の日もお天気も晴天で味方してくました。父親が空から見守ってくれたのかなぁ〜
歌っていたら、高校生か中学生達が拍手してくれたり、帰りしなに声をかけて下さる方もいて嬉しかったです。そして、水辺をキレイにしていく想いが少しでも届いてくれれば、とてもHAPPYです♪

政岡玄ちゃんの音楽便り


それにしても映画撮影って本当に大変。監督、役者、スタッフの皆さんは本当凄いですね。ありがとうございました。少しでも使っていただければありがたいです。
そして、コロナ禍の影響で久々に人前で歌ったのですが、みんなの表情を見たり、言葉に出来ない会話をしながら、歌って、ギター弾いてると、やっぱ、めちゃめちゃ楽しい♪
ギターを弾き始めたら、Live感は身体に染み付いてるんだなという安心感と、みんなの前で歌える事にあらためて感謝の気持ちを味わっています。
いろんな水辺へ歌いに行かなければという気持ちを再確認の日でもありました。
“水辺を綺麗に”メッセージがつまった歌を歌歌いは歌ってます。

政岡玄ちゃんの音楽便り


【映画先行公開】
10月中旬に地元の日本武道館とも言える津山文化センターでの上映。
これで秋以降、巷の会話で、
「そういえば、津山出身のアーティストと言えば、B'Z稲葉さん、オダギリジョー君、あと…、宮本武蔵!」
「たしかに剣術だけでなく、絵とかの才能も凄いけど!」
「法然上人??」
「いやいや、それはそれで浄土宗の開祖で凄いけど〜」
「映画で、水辺で歌ってたあの人!?」
「そう! 水辺ミュージシャンじゃが〜」ってなる事でしょうか!
信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)。
都市伝説か〜い♪


Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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