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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「ミラニモポ シモンの美的考察」第3回

ミラニモポ シモンさん
 

◇ミラニモポ シモンさん プロフィール
アーティスト
1960年:熊本県熊本市生まれ
1983年:和光大学人文学部芸術学科卒業
Meets Art Clubメンバー
現在、横浜在住
☆主な活動歴
1988年:銀座ギャラリー・オカベで初個展 
*以後、個展、グループ展多数参加 
1998年:新潟県(株)福田組「感動創造美術展」で優秀賞を受賞
2021年:マールツァイト(赤坂)東京、神奈川4ヶ所で個展開催
2022年:花まつり特別企画「健康をめざすアート展」に出展

 

ミラニモポ シモンさん、少し「描くこと」を語る…

読んでくれる方々に最初に断っておきます。私はこうして色々語っているけれど、別に何か強い主張があるわけでも、自分の中に結論めいたものがあるわけでもなく、ただただ思い付くままに語っているだけなのです。ご理解ください。加えて最近では描くだけじゃなく、話すこと、ペンネームを変えることも表現じゃないかと私は考え始めています。
その私が、昔からの友人に具象から抽象まで作品を70〜80点預かってもらっていますが、その作品群を観た彼から「とても同一人物が描いてたとは思えない」と言われました。で、その作品ファイルを私も持っているので、近頃自分でも観直しているけれど、彼の言葉に妙に納得しました。それって私はモノ作りは好きだけど、一つのことをズッとやっているのは好きじゃない性分が出ているのが要因かもしれないと。しかし、それが本来私自身で、それなりに纏まりがあると思っているのです(笑)。
その私が敬愛するのが、美術エッセイスト、小説家、画廊主・画商。美術エッセイ「気まぐれ美術館」の筆者として名高い洲之内徹(すのうちとおる)さんです。もう35年前にお亡くなりになったけれど、彼の著作を読んでいると目から鱗が落ちる思いがします。内容的にもかなりユニークで、日本の美術界に苦言を呈する感じかな。例えば、いま評判になっている絵の多くは終始「ねぇ、観て観て」と言っている様な絵ばかりでつまらない、たまには観る人間に対して毅然と「観なくてもいいよ」って言う絵は最近は少ないとかね。こんなこと言われたら、現代の多くのアーティストは大いに考え込むだろうけれど、青木繁とか20歳で夭折した関根正二は、そんな言葉を全く気にせず、間違いなく自分の世界を描くだろうな。だって、それが作品制作の王道と思えるから。ただ、こうした洲之内さんの考えに触れると、現実の自分との間にギャップが生じ、何が本質なんだろうと考えしまうけれど、それはそれで大切なことだと思っています。

ミラニモポ シモンさん

では、何を自身に備えて描けば良いのかと言えば、私の好きな相撲の力士の心得と同じ「心技体」だと思う。文字通り三位一体になっている力士は一番強いと言われているけれど、それはアーティストも同じ。やはり出来上がった作品は作者の強いイメージが反映されたものだから。そして、その思いが観る側に伝わればなお良い。実際、熊本の35歳の姪が私のアトリエに来て、「おじちゃん、この絵ちょうだい」と言って持って帰ったことがある。それって、欲しくなければ絶対言わないはず。ここが大切なポイントで作家と鑑賞する人のイメージが一定程度共通することが大事だと思うな。

ミラニモポ シモンさんの作品

今回、宮ちゃん(=宮島永太良)に誘われ、目にハンディはあるけれど、健康とか不健康か考えたことはない私が、「健康をめざすアート展」に金箔と虹をイメージした作品を出展。お陰でこれまでにない経験をアーティストとして積むことができ何よりでした。そのうえ会場で展示作品を観た方が少しでも元気になったり、癒されたりして、まだ私も理解しきれていない「健康とアート」の関係性を考える機会になってくれれば、出展者としては嬉しい。だって、絵を観て鑑賞する感性は人間にしかないのですから(笑)。

 

(取材日:2022年5月6日+16日  構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第82回

みなさん、お元気ですか? 玄です。
先日、「目指せ!衆楽園をモネの池に大作戦 〜今こそ起こそうムーブメント〜」という、津山商工会青年部の方々の企画で、衆楽園の池をモネの池のようにキレイにして、沢山の人で観光でもにぎわってもらおうと町おこしイベントに参加して来ました。
水辺をキレイに、しかも絵画展好きな自分としては興味深いところです♪

政岡玄ちゃんの音楽便り

○衆楽園は国の名勝に指定されている城下町つやまが誇る史跡の一つです。しかし現在の衆楽園の池は睡蓮や菱が大繁殖し、水面の8割以上を覆っています。その結果、水が淀み、濁り、植物等が 腐敗し堆積した汚泥が溜まり硫化水素を含む異臭が発生しています。市民ボランティアを募集して池を綺麗にします。
で、ボランティア参加者は170名と多くて募集をストップしたそうです。

委員長の挨拶で津山の津は水という意味もあり、“水”と“山”、水から町を活性化するといような言葉にちょっと驚きました。
消防団の仲間イケメン恭平ちゃんも、委員で積極的に頑張ってました。
そして、水の浄化といえば、津山が、
世界に誇る【バクチャー】(微生物の偉大なチカラに助けてもらい、自然を本来の姿に戻すことができる世界初の新しい技術)を使用して水辺をキレイにするそうです。
大阪湾もキレイにしたそうですよ。

政岡玄ちゃんの音楽便り

そして作業の説明を受けてから、班ごとに分かれて開始。
何故か災害ボランティアの時を思い出してしまいました。
みんなで力を合わせて丸一日、胸元まである長靴と池の中にはいり肉体労働の作業は、なかなかハードでしたが、体育会系のノリのモードで頑張りました。
ウエストランド河本さん(中学の後輩にあたる)も、応援に来られていましたよ。
そして、近所の素敵な老夫婦にお声をかけられ少しお話しをしました。
池をキレイにして睡蓮を除去にはなんかかわいそうなとこもありましたが、良き水辺の流れを作れればと思いながらしていました。

○「微生物活性材バクチャー(BAKTURE)」という名称は、Back to the Natureを略した造語です。 その名の通り、微生物の偉大なチカラに助けてもらい、自然を本来の姿に戻すことができる世界初の新しい技術です。 「微生物活性材バクチャー」は、自然界が本来持っている微生物の力を劇的に活性化させる機能を持ち、その効能は水質改善・土壌改善・臭気対策等の広範に及びます。 これは「自然本来の美しい姿への回帰(Back to the Nature)」と「人々の豊かな暮らしと発展」を両立させるものです。

政岡玄ちゃんの音楽便り


そして、偶然なのですが、津山観光事業として、今年、津山の映画を撮る事になっていた関係者の方から連絡があり、衆楽園の企画にとても興味を持っていただき映画に出演する事になるやもしれません。
そして、ボクの歌も使って欲しいです♪
一応、プッシュさせていただきました。
決まり次第ご報告させていただきますね。


Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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