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Friendsには、ジャンルを問わず宮島永太良の友人知人が登場!
毎月、ショートインタビュー、コメント、活動予定をお伝えします。
 

不定期連載「モポ シモンの美的考察」第2回

◇モポ シモンさん プロフィール
アーティスト
1960年:熊本県熊本市生まれ
1983年:和光大学人文学部芸術学科卒業
Meets Art Clubメンバー
現在、横浜在住
☆主な活動歴
1988年:銀座ギャラリー・オカベで初個展 
*以後、個展、グループ展多数参加 
1998年:新潟県(株)福田組「感動創造美術展」で優秀賞を受賞
2021年:マールツァイト(赤坂)東京、神奈川4ヶ所で個展開催

モポ シモンさん
 

モポ シモンさん、「戦争と人間そしてアート」を語る…

自分が思ったことを好き勝手に表している新連載だけど、2022年2月24日、突如始まったロシアのウクライナ侵攻のため、私は作品制作をするよりも様々なことを考えざるを得なくなってしまった。で、今も考え続けているけれど、今日はその内容について語りたい。まず頭に浮かんだのは、宇宙的に捉えた我々地球人類の存在についてだ。宇宙が誕生して約138億年経つと言われる。そして約5300年前、人類最古の古代オリエント文明が生まれ、人類として文明的な営みが始まったと言えるが、21世紀に目を移し、現在、我々が行っていること、生存に関係していることを考えてみた。
確か4〜5年前は地球温暖化を防ぐために世界的に環境問題がクローズアップされていたと思う。そして約2年前からは今も新型コロナウィルスの蔓延に世界中が戦々恐になっているが、先月末、専門家も予想していなかった悲惨なウクライナ侵攻が始まってしまった。とにかく戦争は酷い。その他にも我々が抱える日常的な問題は数えきれないほどあるが、それらを抜きにした世界的大問題、前記の3点について考察するだけで、私は人類の存在が地球をはじめとした宇宙にとって害ある存在としか考えられなくなってしまったのだ。

モポ シモンさん

そうした宇宙にとって害ある存在の人類について考えながら、私はアーティストとしてアートについても考えを巡らせた結果、アートって人類が作り出し、その存在価値も人類のためでしかないと理解した。現実に展覧会や演奏会にやって来て楽しむ動植物はいない。当然のことだが、アート作品から何らかの影響を受けて感情や理性に反映できるのは人類しかいない。だから、神のみぞ知ると思うが、アートも宇宙や地球にとっては無用の存在なのかもしれないし、そうではないのかもしれない。
そんなことを真剣に考えていた時、突然、和光大学時代の恩師で彫刻家の吉田芳夫先生に言われた「彫刻するのは哲学することだ」の言葉が心に浮かび、今は筆を持つよりも、まだまだ私自身が真剣に考え、哲学をし続けるべきだと思った。だから、これからは旧作の手直しはしても、作品を1枚も描かないつもりでいる。とは言ってもね、描きたくなれば描けるし、人の心は千変万化だから明日のことはわかないが。でも、戦争だけは絶対に間違っている。

 

取材日:2022年3月7日

(構成・撮影 関 幸貴)

 
 

「政岡玄ちゃんの音楽便り」第80回

みなさん、お元気ですか?!
ウクライナでの悲惨な出来事が早く終息する事を祈ります。
そして、何年振りかにとても綺麗な流れ星を見ました。今までで一番ハッキリと、ボクの目線を待ってたかのように現れて、キレイに流れて行きました。
一番の願いは迷いなく「この戦争を早く終わらせてください」と祈りました。
二十歳の時に広島で音楽と戦争の歴史について自分なりに深く勉強しはじめて、今もその思いは深くなっています。ここ数日寝つきが良くなく胸騒ぎがしましたが、これはいけないと、明るい波動を大切にして暗闇を消し去りたいと思います。

政岡玄ちゃんの音楽便り

そんな中、「春の火災予防」消防団見回りパレードも行いました。ほんの一瞬の気の緩みが火災などのもとになってしまうかもしれません。とくに風の日は気をつけねばいけませんね。
そして、帰ってからハマグリ汁に初挑戦。水辺ミュージシャンとして、水で町を守る事も、水辺の幸で料理することも大切な事かと思う今日この頃です。

政岡玄ちゃんの音楽便り

そんな中、水辺ミュージシャンにとって、とても有り難いお話しをいただき、水都東京の新しい水辺観光スポットでの、江戸の水辺の歴史な歌を作曲中です。
上方からお江戸へ、東廻り西廻り、菱垣廻船に樽廻船、日本の幸を求めて♪
当時の水辺を想うとなんだか凄い浪漫を感じます。また、作曲中の歌を聴いていただいたら水都大阪バージョンも作曲依頼が来ました。

政岡玄ちゃんの音楽便り

コロナも気になるところではありますので、イベントなどは徐々にですが、これからの水辺ミュージシャン活動に向けて、新たに応援していただける声をいただきとても有り難く、感謝しています。そして、少しでも水辺が好きな皆さんに喜んでいただけるように、精一杯頑張らせていただきたく思います。

今日も平和な世界を祈り、皆さんとの出会いの有り難さに幸せを感じていきたいと思います。


Love&Peace♪(^-^)v
【政岡玄】

(文・写真提供 政岡玄)

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